近未来性教育プログラム
二十三
「あ、いやっ・・・。」
パンティを穿いていない股間を美咲に覗き込まれて恥ずかしさに顔を背ける。
「ちゃんのノーパンになってますね。すぐにも注入できますね、これが。」
そう言って美咲は注射器のようになったものに装填されている白濁した液体を薫に見せる。
「これは注入用のシリンジというものよ。まあ、一般の人には針のない注射器って言えば分かりやすいかしら。」
「そ、そんなものでアレを体内に入れるっていうの?」
「そうよ。想像してたのと違う? あ、でも貴方が想像してたのもあることはあるのよ。このシリンジに被せて使うの。ああ、そっちがいいのなら、それを使わせてあげる。バイブレータ付きもあるから結構リアルに愉しみながら注入出来るのよ。」
薫は美咲の意味ありげな言葉の意味を図りかねて不安ばかりが増してくるのだった。
「そうだ。折角こうして思いがけずに再会出来たのだから、貴方には特別にいいものを見せてあげようかしら。」
美咲は暗に薫の知り合いであることを白状しながら又しても謎の言葉を薫に告げる。
「特別にいいもの・・・ですって?」
「そうよ。私が内緒でこっそり動画を撮っておいたの。これよ。」
そう言いながら、美咲は薫に自分のスマホに動画を写して見せようとする。
「いったい私に何を見せようというの・・・? あ、それは・・・。」
美咲が薫の目の前に翳してきたスマホの画面には両手を拘束された男が映っている。しかもその下半身は性器が剥き出しのすっぽんぽんなのだ。
「お、俺をこんな格好にさせて何をしようというのだ?」
「ふふふ。アンタはもうすぐ釈放よ。でも娑婆に戻る為にはしなくちゃならないことがあるの。アンタがもうこれ以上悪さをしないようにする為の仕置きがね。ただ、その前にアンタにもお国の為に奉仕して貰うの。」
「奉仕だって? 何をさせようというのだ。」
「ほら、あっちをご覧なさい。アタシの助手がアンタをその気にさせるから。」
拘束されたアキラが美咲が指し示す方を向くと、そこでは助手の看守がスカートを持ち上げて裾の奥を覗かせようとしている。それを観た途端にアキラのベニスが上を向いてゆく。
「単純な人ね。ちょっとスカート捲っただけでもうそんなに勃起してる。さ、それじゃ私が扱いてあげるから早く放出するのよ。」
「あっ、何するんだ。ああ、イっちゃうじゃないか。おい、よせ。ああっ・・・。」
「ほうら、出た。たっぷりと出すのよ。」
強制的に射精させられたアキラのペニスは途端に勢いを失くして萎えていく。
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