妄想小説
続・訪問者 悪夢の教団総本山
九
「だいぶ苦しそうにしてるわね。」
「あの分なら落ちるのはもうすぐだわ。」
「あの悪魔の像のペニスから追加で催淫剤も抽入出来るから愉しみね。耐えきれる筈はないわ。一度あの像に跨ってしまったらもうあのペニスの虜になってしまうのよ。」
「あ、ほらっ。あの娘。膝を曲げ始めたわ。もう我慢出来ないのだわ。」
京子が檀の上から降りることも出来なくされ、ペニスを屹立させている悪魔の像に跨がされたその部屋の様子は、部屋の周りに張り巡らされたマジックミラーの向こう側から巫女たちによって覗きおろされているのだった。勿論、京子のほうからは京子自身を照らしている強烈なスポットライトの逆光になって暗い天井と壁にしか見えないのだ。
京子は額に脂汗を浮かせて痒みに何とか耐えきろうと頑張っていたが、陰唇に塗り込まれた催淫剤の強力な効き目の前には屈するのは時間の問題なのだった。
「ああ、もう駄目。我慢出来ない。」
つい口に出てしまった京子の言葉は、京子自身を後押しする。腰を落として黒光りする悪魔の像のペニスの先で陰唇を掻き毟る。
ペニスの先を当てるだけと自分に言い聞かせていたのだが、一旦触れてしまうとそれを自分自身の中に挿入する誘惑には勝てなかった。
ズボッという音と共に、黒光りするペニスの張型が濡れそぼった京子の陰唇の中に吸い込まれていった。
「ああ、いいっ。気持ち、いいっ。」
突然陰唇の中に入ってきた無機質な塊は、京子が自分で腰を揺らす為にあたかも生きて京子の股間の中で暴れ回っているかのような思いを抱かせた。その無機質な、しかし微妙な凹凸のあるいぼいぼの表面が濡れそぼった粘膜に擦れると、掻痒感を超越した快感が京子の頭の中を駆け巡る。
「ああ、気持ちいいっ・・・。」
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