儀式終了

妄想小説

続・訪問者 悪夢の教団総本山


 二十五

 「無事、花嫁が放尿を終えたことで献婚の儀は終了とします。これより引き続いて披露宴となりますので、選ばれた方たちは祭壇の前の台に円形に並んで花嫁を囲んでください。」
 神父がそう告げると、祭壇の前にあまりの辱めに首を項垂れて俯いている京子を囲んで、十個ほどの踏み台が用意されていた。会衆から選ばれたらしい男がペニスを中央の京子のほうに突き出すようにして台にあがる。そのうちの一人の手には長い一本鞭が握られているのだった。
 「それではこれより披露宴としてのレセプション、花嫁ルーレットを開始致します。この儀式は既に参加されたことのある方も居られると思いますが、今回初めての方も居られるのでやり方を改めて紹介させて頂きます。」
 神父が花嫁ルーレットの説明をしている間にも、京子の周りに別の男達が準備の為にやってきて、京子のウェディングドレスの下半身部分と股間の拘束具を剥ぎ取っていく。
 「花嫁は鞭を持った男性の右隣の方のペニスを咥えねばなりません。次の鞭を持った方は何時でも花嫁の裸の尻を鞭打つことが出来ます。花嫁は鞭を打たれたら今度は鞭を打った男の方のペニスを咥えなければなりません。もし鞭が打たれなければその前の方のペニスを咥え続けなければなりません。鞭を持った方はすぐに咥えて欲しければすぐに鞭を使えばよいし、前の男の方にフェラチオを続けさせたければ鞭打ちを留保なさってもかまいません。どちらでも鞭を持った方の自由ということになります。花嫁には選ぶ自由はありません。鞭打たれなければ前の方を咥え続けなければならないし、打たれれば方のペニスに移らねばなりません。一度鞭を打ってペニスを咥えられた方は次の方に鞭を渡さねばなりません。鞭打つか前の方のペニスを咥え続けさせるかは、鞭を渡された方に権利が移ることになります。花嫁の口の中に射精してしまうとサークルから抜けねばなりません。全員が射精してしまえばルーレットは終了となります。」
 神父の説明は京子にとっておぞましいものだった。それは尻に鞭を浴びながら男のペニスを咥え続けなければならないと言う事なのだった。しかもそのフェラチオは果てしなく続くのかもしれないのだった。
 「では、始めましょう。さ、鞭を持って。その隣の方は花嫁の口にペニスを挿してっ。」
 「嫌です。そんな事。」
 京子が頭を背けようとすると神父が京子の髪を掴んで無理やり男の股間に顔を押し当てさせる。
 「お前には嫌だという権利はないのだ。さ、咥えるのだ。」
 「うっぷっ。ムムムム。」
 髪を掴まれ無理やり男の股間に顔を押し当てられた京子は目の前の屹立したモノを咥えるしかないのだった。



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