教室両手吊り頭巾

理科室の悪魔



 第一部



 二十二

 「いやっ。放してっ・・・。」
 美津子も必死で抵抗しようとするが、男子二人掛かりで引っ張られてはどうすることも出来ない。両手を大きく広げたままの格好で美津子は何処かへ牽かれていくらしかった。
 「どこへ連れていこうっていうの? 私をどうしようというの・・・?」
 答えはないままに美津子は一旦廊下まで引き出された後、隣の教室へ連れ込まれたらしかった。袋を頭から被されてしまった為に、何も見ることが出来ず転ばないように付いていくのが精一杯なのだった。
 やがて何かを背にして磔のような格好にされてしまう。手首に括り付けられた縄が両手を開かされたまま何かに結び付けられてしまったようでそのまま手を下せなくなる。逆に男達は美津子の手を何かに括り付けてしまったので、空いた手を美津子の下半身に伸ばしてくるのだった。
 「いやっ、何するの? やめてっ・・・。」
 美津子は見えないながら男たちの手が自分のスカートの裾を掴んだことを気配で感じる。しかし両手の自由が効かない美津子にはどうすることも出来ない。男たちの目の前でスカートを捲り上げられてパンツを丸出しにさせられている自分の姿を想像して、涙が出そうになる。しかし男たちの悪事はそれで済まなかった。一旦は捲り上げたスカートを今度は腰の横のホックを外して脱がそうとしているのだった。両手の自由を奪われている美津子にはされていることが分っていてもどうすることも出来ない。易々とスカートは脱がされて足許まで下ろされてしまう。
 美津子は小川真弓が男達にされたことを思い出していた。
 (まさか・・・。)
 その不安はすぐに的中したことを思い知らされる。何人かの手がスカートを奪われて剥き出しにされている筈のショーツにまで掛けられたのだ。
 「お、お願いっ・・・。や、やめてっ。」
 しかし美津子の願いも虚しく、ショーツは両側から引っ張られて膝の上まで引き下げられてしまったのだった。

教室パンツ下し磔頭巾被せ

 そこまですると、男たちは獲物の姿を愉しむかのように少し離れて美津子の惨めな格好をじっくり眺めているようだった。それから最後の仕上げとでも言うように美津子の視界を奪っていた布袋を剥ぎ取ってしまったのだった。



mitsuko

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