妄想小説
宇宙刑事シャイダー アニーに仕掛けられた罠
八
「あらシャイダーったら、そんな格好してるの。あなたがそんな格好だから私も服、脱いできちゃった。」
「あひぃっ。ひ、ひや。ほまへはフーマのひかた、ひゃるふんだんはな。ほへほははひてほほへふへへひたんだろ。」
(アニーっ! い、いや。お前はフーマの一味、ギャル軍団だな。俺を騙してここへ連れてきたんだろ。)
自分ではそう喋っているつもりなのに、口から出る言葉はその通りにならない。その歯痒さに沢村は口惜しい思いを募らせる。
「いいのよ、シャイダー。無理して喋らなくても。私の裸の姿、どう。魅力的かしら。」
女がしなを作ってみせると、沢村のペニスがぴくんと反応する。
「あら、今ここが動いたわよ。私の裸みて、興奮してきた。なら、もっと感じさせてあげるわ。」
そう言って女は剥き出しのペニスを握りしめる。
「あふっ、ひゃ、ひゃへほ。」
「え、何て言ってるのかしら。もっとしごいて欲しいのかしら。なら、これでどう?」
女は人差し指と親指で輪を作ると沢村のペニスの付け根に掴み、ゆっくりと前後にしごき始める。
「あふ、あふぅ・・・。」
「あら、気持ちよさそうね。もっとしてあげるわ。」
沢村は自分の意に反して、どんどんペニスが屹立していくのを感じていた。まさか、その姿をモニタ越しにアニーが見つめていようなどとは思いもしない。
(ああ、気持ちいい。これが本当にアニーだったら。いや、アニーなのかもしれない。ああ、アニー、もっとしてくれっ。俺をイカせてくれっ。)
「まあ、こんなに大きくなっちゃって。逞しいのね。さすがはシャイダーだわ。」
アニーは目の前でシャイダーがギャル軍団が自分に変装してシャイダーのペニスをしごいているのをみて、やきもきしていた。そのペニスがみるみるうちに勃起して屹立してくるのを見守るしかない自分が腹立たしかった。
「やめてっ、シャイダー。そんな女の愛撫でペニスを立てたりしないで。その女は私じゃないのよ。ああ、わたしがしてあげる筈だったのに・・・。」
ペニスを勃起させていくシャイダーの姿を間近に見せられて、アニー自身も身体が反応していくのを感じていた。縄で後ろ手にぐるぐる巻きに縛られていて、何も出来ないのに、下半身の中心が潤んできているような気がするのだ。もし手が自由だったら、そこに指を伸ばしてしまっていたかもしれなかった。
「ああ、シャイダー。駄目よ。そんな女で感じないで・・・。」
沢村のペニスに掛けられた女の親指と人差し指の輪の動きがどんどん速くなっていく。それに応じて沢村のペニスもどんどん硬く、太く、反り上がっていく。
「あふあふあふ・・・。」
(駄目だ。もう我慢出来ないっ・・・。)
突然、それは暴発した。白いスペルマが宙に飛び散った。そしてアニーはその様をしかと目撃させられてしまったのだった。
「ああ、シャイダー・・・。何てことを。」
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