妄想小説
宇宙刑事シャイダー アニーに仕掛けられた罠
十
アニーの悲痛な思いをしての決心はすぐにフーマ界全体に伝えられたらしかった。十字架になった処刑台にあらたに磔にされ直したアニーの元へ、ギャル軍団の女たち、ミラクラーと呼ばれるヘスラー指揮官の部下である兵士たち、そしてヘスラー指揮官自身までが剃毛という処刑を受ける女刑事の無様な姿を見物しようと集まってきたのだった。
その集まってきた数をみて、アニーはあらためて羞恥心がこみあげてくるのを抑えきれない。
「こんな大勢の前で剃毛の処刑を受けねばならないなんて。ああ、酷いわ。」
「どうした、女宇宙刑事。怖気づいたか? やっぱりシャイダーの去勢のほうがいいか?」
「駄目よ、それだけは。いいわ。好きにするがいいわ。どんな辱めだって受けてみせるわ。」
「ほう、いい度胸だな。おい、ギャル1号、お前が処刑係だ。」
「あいよ。」
ギャル軍団のリーダーであるギャル1号が剃刀を手に処刑台に昇る。
「さ、自分でいうのよ。処刑してくださいってね。処刑される具体的な内容をちゃんと口にしてね。」
「え? そ、そんな・・・。」
「どうした? 言えないのかい。 それじゃあ、この交替処刑はなかったことにするわよ。」
「ま、待って。言うわ。言えばいいんでしょ。わ、わたしの・・・、あそこの毛を剃ってください・・・。」
「あそこの毛だって? どこの毛だよ。あそこじゃ、わからないじゃないか。」
「そ、それは・・・。」
アニーは恥ずかしさに首を項垂れる。
周り中から嘲りの笑い声があがる。
「お、・・・。お、ま・・・。」
「おま? おま・・・なんだって?」
「くっ、おまんこです。おまんこの毛を剃り落してください。」
「え? よく聞こえないよ。大きな声ではっきり言ってごらん。」
「ああ、・・・。お、お・ま・ん・この、毛を・・・、そ、り、お、と、し、て、くださいっ。」
アニーは顔を真っ赤にしてやっとの事でその言葉を大声で叫んだのだった。
「こいつのパンツを下して、足を広げさせるのよ。」
ギャル軍団の女二人が処刑に加わり、両側からアニーのスカートの中に手をいれて、アンダースコートを膝のところまで引き下げる。そして両膝を両側から外側に引いて、アニーにがに股の格好を強いるのだった。
「もっと股を開きな。剃りやすいようにね。ふふふ。良い格好だわね。じゃいくよ。」
ジョリッ、ジョリッ。
一刀ごとに非情な音を立てて、アニーの股間から黒々とした恥毛が散ってゆく。少しスカートの裾を持ち上げて剃刀を当てている処刑者のギャル1号には剃り上げられてどんどんつるつるになっていく女宇宙刑事アニーの哀れな股間がはっきり見えているが、観客たちにはスカートの裾が邪魔していて剃りあげられていく股間が見えそうでぎりぎり見えないのだった。皆、固唾を呑んで処刑されているアニーの苦痛に満ちた顔を眺めて悦にいっているのだった。
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