妄想小説
宇宙刑事シャイダー アニーに仕掛けられた罠
二十二
「さ、貞操帯を外してあげるからオマタを開くのよ。」
アニーは女たちの前で無様な格好をしたくなかったが、一刻も早く貞操帯とバイブを外して貰いたくて女に命じられた通り脚をがに股に開く。
カチンという音と共に、貞操帯の股部分からお尻を通してベルトに繋がれた鎖が解かれる。貞操帯の前垂れの部分が持ち上げられると、毛を失ったアニーの陰唇に突っ込まれた黒いバイブの端が現れてくる。ギャルの一人がそれに手を掛けると同時に注射器を持った看護婦姿のギャルがすぐ傍でしゃがみこむ。
「さ、抜くわよ。」
ズボッ。
「うっ、痛い・・・。」
バイブが抜かれる瞬間に痛みを感じたアニーは、潤っていない陰唇から無理やりバイブを引き抜かれたせいだと思っていたが、バイブを抜く瞬間に看護婦の女が陰唇のすぐ下側の鼠蹊部に注射器を打ったせいだとは思いもしなかった。
「どう、久々に空っぽになったおマンコの感触は? ちょっと淋しいんじゃない?」
アニーは目隠しをしたまま、声の主の方へ睨んでみせる。
「それじゃあ、女宇宙刑事の制服のアンスコとスカートを穿かせてあげる。これからお仕事するのに、制服姿じゃなくっちゃね。観てる人も女宇宙刑事が真剣に戦っているって判らないからね。」
(観てる人? 女宇宙刑事が真剣に戦う? どういう意味だろう・・・。)
アニーは目隠しをされたまま、天井から下がる鎖の手枷を外されたがすぐに後ろ手に手錠を掛けられてしまう。
「目隠しと手錠は闘いの舞台に着くまでは外すのはお預けよ。じゃあ、私達が案内するから牽かれる通りに行くのよ。」
アニーは両側からギャル軍団の女に腕をしっかり掴まれ、連行されるように外に連れ出されたのだった。そしてフーマ軍団が所有する不思議時空も移動可能な超次元マシン、ブルホークに乗せられギャル軍団たちと共に、異次元空間を突きぬけて地球の遙か遠くの何処かへ連れて来られた様子なのだった。
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