妄想小説
宇宙刑事シャイダー アニーに仕掛けられた罠
二十一
「ヘスラー隊長。そろそろシャイダーの奴を処刑して、去勢してしまってはどうですか?」
「まあ、待て。シャイダーのペニスはアニーに言うことを聞かせる為の大事な脅しの材料だ。もう少し有効に使わねばな。儂にちょっと考えがある。ふふふ、地球防衛軍のやつらを絶望のどん底に堕としこんでやる策がな。ギャル軍団たちを集めておけ。」
ヘスラー指揮官はギャル軍団の女達を集めると、その作戦を耳打ちするのだった。
「そ、それはあまりに危険ではありませんか?」
「いや、案外いいアイデアかもよ。何せ、あのアニーって小娘、人一倍羞恥心が強いみたいだから。面白いことになるわよ、ふふふ。」
ギャル軍団たちはヘスラー指揮官に命じられたとおりに準備をする為にアニーを繋いでいる牢屋へ向かうのだった。
「どうだい、女宇宙刑事。しっかり反省したかい?」
「反省ですって? 私が何か悪い事をしたとでも言うの? お前たちと闘うのが私の使命よ。」
「やっぱりまだ反省が足りないようね。ま、いいわ。ヘスラー様からお赦しがでたので、お前の股間のその戒めは外してもいいってよ。どうする?」
「こ、こんなもの。早く外して頂戴っ。」
「あら、あんなに気持ちよさそうにしてたくせに。まあ、お仕事が済んだらまた嵌めてあげるわね。」
「お仕事? どういう意味?」
「それは後で判るわ。その前にアンタには目隠しをして貰うわよ。こっちにもいろいろ都合があるのでね。」
そういうとギャル軍団の女はアニーの目を目隠しで被うのだった。視界を奪われたアニーの元に看護婦姿に扮したギャルのひとりがそっと音を立てずに近づいてくる。その女の手には注射器が握られている。
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