妄想小説
宇宙刑事シャイダー アニーに仕掛けられた罠
二十六
アニーが正気に返った時には、既に広場に据えられた十字架台の上に自分が磔にされているのを知るのだった。しかも、磔にされた自分の目の前には、正対するように同じ様に十字架に磔にされたシャイダーの姿があった。シャイダーは依然生身の人間の姿のままで、下半身の着衣は全て剥ぎ取られ、だらしなく垂れる陰茎を晒したままだ。そればかりか、シャイダーの陰茎の根元にはペニスリングが嵌められ、フーマたちのリモコン操作ひとつで幾らでも締め付けられるばかりか、最大限に締め付けをすれば、ペニスも睾丸も切り取られてしまうのだった。
「どうだ、アニー。お前が無様にフーマ軍団に負けたことで、いよいよシャイダーの去勢処刑の時が近づいた訳だ。」
処刑台のアニーを下から見上げるヘスラー指揮官が得意そうに言うのだった。
「お前の無様な負け方は、実況放送された全世界中で波紋を呼んで、最早地球防衛軍はおろか、全世界のちびっこ共もフーマ軍団に逆らうことは出来ないのだと思い始めたそうだ。フーマによる地球完全征服の日も近づいたという訳だ。」
「ああ、皆わたしのせいなのね。わたしがちゃんと戦えなかったばかりに・・・。」
「そうだ。そして、お前のせいで、目の前のシャイダーもいよいよペニスと睾丸を切り取られる去勢処刑を受けることになるのだ。」
「ああ、シャイダー。わたしが救う事が出来なくてごめんなさい。わたしのせいで、そんな処刑を受けることになるなんて、もう生きていられない。」
「残念だな、アニー。お前は死ぬことも赦されず、一生涯俺様の性奴隷としての生涯を送ることになるのだ。」
「ああ、嫌よ。そんなこと・・・。」
「ふふふ。アニー。お前には最後の仕事をして貰う。シャイダーを去勢するのに、お前がお洩らしをする瞬間をその合図にさせて貰おう。さ、アニーに利尿剤を溶かしこんだ水を呑ませるんだ。アニーが我慢出来なくなってオシッコを洩らし始めたらそれが去勢処刑スタートの合図だ。それ、アニーに水を呑ませろ。」
「嫌よ。やめてっ。うっぷ、うぐっ。」
嫌がるアニーに水差しからどんどん利尿剤を溶かしこんだ水が注ぎこまれていく。
「アニーのアンスコを膝まで下して、スカートを捲り上げろ。さあ、その映像を全世界に向けて中継するんだ。フーマ帝国の勝利の瞬間を世界に知らしめるんだ。」
「ああ、駄目っ。もう我慢が出来ないわ。ああ、洩れてしまいそう。助けて・・・、シャイダー。」
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