監禁妻への折檻
四十三
磔にされた倫子の格好に満足した数馬は、脱いだズボンから革のベルトを抜き取ると裸の倫子の背後に廻る。
「な、何するのっ・・・?」
怯える倫子の裸の尻に向けて、振り上げた数馬のベルトが打ち下ろされる。
ピシーン。
「ひいーっ。」
思わず悲鳴を挙げた倫子だったが、実際には革ベルトの鞭が当たったのは倫子を括り付けている樹の柱の表面で尻たぶが実際に打ち据えられた訳ではなかったのだが、与えた恐怖感は倫子には悲鳴を挙げるのに充分なものだった。
ピシーン。
「ひいっ。ゆ、赦してえ。もう赦してくださいませ。」
「ふふふ。いい尻じゃないか。真っ赤に腫れあがるまで打ち据えてやる。」
ピシーン。
「あうっ・・・。」
ピシーン。
「うっ・・・。あっ。」
音からの恐怖感に半分演技で悲鳴を挙げていた倫子だったのだが、内股から滴が流れ落ちたのを感じて、恐怖感が羞恥心に変わっていく。それを数馬に気づかれまいと倫子は必死だった。
「ね、もう十分でしょ。お願い。もう解いてっ。」
「もう終わりか。ま、いいだろ。」
両手の縄を解かれて、やっと自由になれた倫子は股間の滴を数馬に気づかれないように腰を屈めて地面に散らばっている脱がされた下着と服を拾い集める。
「お前は大分感じきっていたみたいだが、俺はまだ十分満足出来てないんだ。わかるだろ。」
数馬は半分萎えてしまったペニスを手で持ち上げながら倫子に翳している。数馬が言っている意味をすぐに理解した倫子は内股の濡れたところを見られないように服と下着で蔽って隠すと、数馬が突き出している肉棒を口に含むのだった。
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