
凋落美人ゴルファーへの落とし穴
第一部
七
(やっぱり相当短いのね・・・。)
セクシーさを売り物にしている新興メーカーだけにスコートの丈はヨンがそれまで身に着けていたものの中で一番短いものより更に短いものだった。しかし入念に腰のくびれの位置と股下長を念入りに測定していただけあってか、意外と身体を少しぐらい屈めても下着が覗くようなことはなかった。基本的にタイトなスカートで身体のボディラインはくっきりと見せてしまうものだが、スウィングの際に裾が翻ってその下に穿いているものが見えてしまうことはなさそうだった。それにぴっちりしたスカートで露わになるボディラインはヨンの下半身をより際立ててよく見せているようだった。
(あら、ショーツまであるのだわ。)
腰骨の辺りに新しいブランドのロゴが刺繍されている。それは試合の際にはそれを着用しなければならないことを意味していた。
(意外と薄い素材なのね。えーっと、アンダースコートはどんなのかしら? あれっ? 変だわ。アンスコが見当たない。まさか入れ忘れたのでは・・・。)
取り敢えずアンスコ無しでブランドロゴの入ったショーツだけ身に着けてみる。

(うっ・・・。こ、これじゃ、陰毛が剃ってなかったら黒い翳りが透けてしまう筈だわ。ま、まさか。その為にあそこを処理させたのじゃ・・・。)
取り敢えず股筋がくっきり見えてしまいそうな薄手のショーツは穿いてみるものの、アンスコはそれまで自分が使っていた自前の黒い厚手の素地のものを着用しておこうと決めたヨンだった。

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