全裸仁王立ち

凋落美人ゴルファーへの落とし穴



 第一部



 四

 ヨンは露わになった乳首と股間の茂みを手で隠したい衝動に駆られるが、敢えて隠さないことにして両腕をだらんと身体の側方に垂らしたままにして全てをありのままに社長に見せることにする。
 「ど、どうでしょうか・・・。」
 相手は全てを曝け出した裸体を隈なく検分しているようだった。
 「ふうむ。そうだな・・・。君の身体にはひとつ、余計なものが付いているね。」
 「えっ?」
 そう言われて何一つ身に着けていない自分の裸の身体を見下ろしてみる。
 (ま、まさか・・・。)
 「部屋の入口のすぐ真横にシャワールームがある。そこに必要なものは全て揃っている筈だから落としてきなさい。」
 (やはりそうなのだわ。)
 「少々お待ち頂けますか?」
 そう言うと、脱ぎ捨てた服と下着は床に落としたまま何一つ身に着けない全裸のままでシャワールームへと向かうヨンだった。

自剃毛

 社長が言った通り、シャワールームの洗面台の前には髭剃り用の剃刀と石鹸などが用意されている。全く何も身に着けていない自分の身体に余計な物が付いていると言われたとしたら、それは股間の茂みしかあり得ないことにすぐに気づいたヨンだった。もう躊躇いはなかった。
 シャワーを温水にして股間にあてがうとシャボンを泡立て股間に塗り込む。水着になる撮影の前に両脇を剃り上げる経験はあったが、全てを剃り落とすのは初めてのことだった。
 陰毛を全て剃り落とし、シャワーで入念に陰毛を洗い流して備え付けのバスタオルで局所の水滴を拭い落とすと、裸足のまま部屋の奥へと戻る。
 「これで、いかがでしょうか?」
 「それでは両手を頭の後ろに当てて身体をよく見せてくれ。」
 社長の指示は適確だった。手を挙げることで脇の部分も晒すことになるがそこは既に入念に手入れはしてあった。しかし両手を頭の後ろに当てて恥毛を全て失った股間を晒すのはヨンの羞恥心を更に呼び醒ます効果があった。しかしもうヨンには後に引けないのだった。



yon

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