ニップルクリップ強要

凋落美人ゴルファーへの落とし穴



 第一部



 十九

 「そうか。そんなに乳房や股間を晒すのが恥ずかしいか。それなら脱ぐ代わりにこれを身に着けることなら交換条件として赦してやってもいいが。」
 そう言ってニクラウスが取り出したのはヨンには見慣れない奇妙な道具だった。
 「な、なんですか。それは?」
 「これはニップルクリップというものだよ。乳首に挟んでぶら下げるものだ。まあ、一種の性器具と言ってもいいかな。」
 「ニップルクリップ?」
 「これを装着するというのなら、アウターのポロシャツを脱ぐのを免除してやってもいいが。どうするかね?」
 ヨンには突然目の前に出されたものがどういうものなのか分からない。しかし男達四人の前で裸の乳房を晒さないで済むのならと受け入れることにしたのだった。
 「ど、どうやって装着するものなのですか?」
 「なに、簡単だよ。このクリップを両方の乳首に挟み込んで錘をぶら下げるだけのことだよ。何なら私が着けてあげようか?」
 「い、いえっ。結構です。自分でします。」
 ニップルクリップなるものを受け取ったヨンはそれをじっくり自分の目で確かめる。対になった二つの洗濯ばさみのようなクリップとそこから鎖でぶら下がる錘がもう一つの鎖で繋がれている。クリップの強さは痛みに堪えかねるというほどの強さはないが、簡単には振り落とせないだけのバネ力を持っているようだった。
 「うっ・・・。」
 ニップルクリップを受け取ったヨンは男たちの目の前でポロシャツの裾からそれを内部に滑り込ませ、クリップを開いて自分の乳首に挟み込ませる。装着し終えると二つの錘がヨンの乳首を下に引っ張り下すのが体感される。じっとしていれば耐え切れない痛みではないが、思いっきりスィングすれば遠心力で錘が乳首を引っ張るであろうことはすぐに予感された。
 「こ、これを付けたままでプレイを続行するのですね・・・。」
 ヨンに課せられた窮地はどんどん深みを増しているのをまだヨン自身は気づいていなかった。この乳首に装着させられた錘の重みのせいで、次のホールも更にスコアを落とす羽目になる。



yon

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