妄想小説
恥辱秘書
第三章 奴隷たちの対決
一
晴江の秘密を握ってしまうと、芳賀は診療所にしょっちゅう出入りするようになった。それも、当直の医師や他の看護婦が居ない時を聞き出し、それを狙ってやってきた。
独りの時に芳賀が現れると、晴江は奴隷にならざるを得なかった。丸裸になることを強要され、首に犬用の首輪を填められ四つん這いで床を這わされた。制服の白衣は裾をもっと短くするように言い渡された。それまででも充分短かったのが、脚の付け根ぎりぎりまでの丈しか許されなかった。ちょっと不注意にしていると、下穿きが覗きそうで、気が気でなかった。貞操具は相変わらず恋人から外すことを許されていない。晴江もよっぽど恋人に事態を話してなんとかしてもらおうとも思ったが、恋人からも捨てられ何もかも失ってしまうことが怖くて言い出せなかった。
診療所へ通う度に、芳賀は晴江に命じて、座ったまま脚を開かせて、白衣の下の下穿きを覗かせるようにさせた。そしてその恥ずかしい格好は、誰か他の看護婦や患者がやってくるまで続けなければならないのだった。
さんざん、晴江を辱め、それにも飽きてきた頃、芳賀は晴江と美紀を辱める新しい企てを思いついたのだった。
芳賀は美紀と晴江を別々に休日に会社の体育館に呼び出したのだ。美紀は秘書なので、役員が休みの日でも出ていることがあり、出勤することは時々あったし、警備員もよく知っており、特に怪しまれることもなかった。また、晴江のほうも、休日の特別診察などが時として行われることも多く、こちらも休日に出てゆくことは誰も怪しまなかった。
芳賀は、美紀の夫も晴江の恋人も、いずれも海外のフライトに出ていて居ないことは事前に聞きだしてあった。
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