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第十四章 ふたたびの奴隷誓約


 あと二日で約束の1週間となり、影野に自分が一週間穿き続けて汚したショーツを渡す代わりに股に嵌められた鎖を解いて貰えることになる日まで漕ぎつけた京子だった。が、そんな京子の思いを知ってか知らずか、陽子が京子を呼び出したのだった。
 陽子は京子が思いもよらなかった作戦を告げるのだった。それは京子が再び性の奴隷にして欲しいと樫山家へ乗込み、その際に玄関の鍵をこっそり開けておくことで、京子が樫山にいろいろ悪戯をされている間に陽子が樫山邸に忍び込んで鍵のコピーを盗んでくるというのだった。
 当初、京子にはそんな事が出来る筈はないと思い込んでいた。しかし、意外と用意周到な陽子の作戦を聞いているうちに、もしかしたらうまく成功できるのかもしれないと段々思い始めていた。出来たら股間の戒めを解かれた後にして欲しいとも思っていた。が、陽子の作戦を聞いているうちに、この影野に嵌められた鎖も樫山を信用させ油断させるには有効なのかもしれないと思い始めてもいた。前回、樫山邸を訪れた際に、もうひとり自分を性の奴隷にしようとしている老人が居ると樫山に話したのだった。それは陽子からそう言えと教えられてしたことではあったが、実際に京子自身は影野から性の奴隷になるよう誓約書まで書かされていた。しかし、そんな話は信憑性に欠けるのではと思っていたのだ。だから樫山が自分の股間に嵌められた鎖を見せられたらその話を信じるのではと思ったのだった。
 そしてそのことは陽子の作戦でもあった。京子は自分と影野の関係を知らないのだから、股間に嵌められた鎖の事は知らないと思っている筈だ。だが、その上で京子がひとり樫山邸に入り込んだ際には股間の鎖を自ら示してか、服を脱がされて望まずしてかは別として影野という男から無理強いをされて股間に鎖まで嵌められているということを示して信じ込ませようという行動に出るであろうことを予測してのことだった。

 ピンポーン。
 「あの、京子です。長谷川京子です。」
 そろそろ来る筈だとあたりを付けていた哲男は、思い通りに事が運んでいる事に満足する。
 「何の用だ?」
 「あの・・・、この間の続きをお話に参りました。入れては頂けないでしょうか。」
 京子にはもう捨て身になる覚悟が出来ていた。
 「この間よりは、少しはましな芸当が出来ると思って来たと言う事か?」
 「はい。そう思っております。」
 京子は陽子に言われて肩から提げたバッグに忍ばせたFMワイヤレスマイクに声がちゃんと入るようにゆっくりと喋る。その音声は樫山邸の裏で陽子がイアホンで聴き耳を立てて聞いている筈なのだった。
 「じゃあ鍵を開けるから中に入れ。」
 前回と同じ様に開錠された玄関のドアを開けて京子が中に入る。
 「玄関の鍵を内側から掛けておけ。」
 その言葉も前回と同じだった。
 「要領は判っているな。靴箱の上の箱からヘッドセットと携帯用ストラップを付けたら裸になれ。」
 京子は心中はどきどきしながらも防犯カメラに映らないように後ろ手でそおっと鍵を掛ける振りをして途中から元に戻してその時は大きなガチャっという音を立てる。
 京子はもう迷わなかった。言われるがままに自分の携帯にヘッドセットと携帯ストラップを取り付け服を脱いで樫山からの指示を待つ。そして前回と同じ様にアイマスクを自ら着け、手探りで後ろ手に手錠を掛けるのだった。
 「場所はこの前と一緒だ。壁伝いに地下室まで降りて来い。」
 京子は何時、陽子が侵入してくるのか判らないながら、出来るだけ時間を使うようにしてゆっくりと命じられた地下室へ向かったのだった。

 樫山邸の裏手でイアホンの音を聴きながら待機していた陽子は、京子が服を脱ぐように命じられた時点で、受信機をバッグに隠したマイクから京子の髪をポニイテイルに結わえ上げているシュシュの中に隠したマイクのほうに切り替える。前回、玄関から先では音が全く拾えていなかった事の反省で新たに仕込んだ方策だった。陽子は樫山邸に突入するタイミングを計っていた。玄関他の監視カメラを樫山がずっと見張っている可能性は十分にあると考えていた。だからこそ樫山の目が監視カメラのモニタから離れる瞬間を待っていたのだ。
 「貴方様のモノを口に含ませてください。」
 陽子から何度も指導された言葉を躊躇いも無く言い放った京子だった。

自発フェラ

 (チュパッ)
 その音が陽子の突入の合図になった。女から咥えられてモニタ画面を見続けている筈はないと陽子は判断したのだった。
 (チュル、チュル、チュル・・・)
 卑猥な音が陽子のイアホンに響いている。その間に陽子は樫山邸に忍び込み、樫山哲男のプライベートの部屋らしき二階の奥を目指したのだった。

 樫山邸の二階の哲男本人のプライベートルームらしき部屋の机の上にキーホルダーの付いた鍵束を見つけた時に、陽子は成功の作戦を予感した。予め用意したゴム粘土に鍵の形をしっかりと写させると、すぐに家を出ることにする。その間、数分も要していなかった。

 「もういいよ。そんなんじゃ、何時まで経っても男をイカせることなんてできないぜ。前回より多少はましってレベルだな。それじゃあ、手錠を外してやるから俺の目の前でオナニーしてイッて見せてみろ。」
 そう言うと、樫山は京子のアイマスクを外した後、後ろ手の手錠を外したのだった。いきなりオナニーをして見せろと言われた京子は戸惑っていた。股間には影野に嵌められた鎖がついたままだった。仕方なくスカートの上から股間に手をやり、まさぐり始めた。鎖の下の下着がこれ以上汚れてしまうのは、この際仕方無いと割り切った京子だった。
 「どうも変だな。その手の動きだ。」
 「い、いえ。何でもありません・・・。」
 「スカートの上からオナニーをしてる女なんて初めて観た。ま、もっとも女がオナニーしてる姿なんてしょっちゅう見てるわけじゃないがね。スカートを捲ってその中を見せろ。」
 (やはり気づかれてしまった。でももういいわ。どうせ告白するつもりだったんだから。)
 京子はスカートの両端を持ってゆっくり上へ引き上げていく。白いショーツの膨らみとともにそれを割って食い込んでいる鎖が露わにされる。
 「ふん、やっぱりな。そんな物を嵌められていたのか。誰の仕業だ。」
 「名前は言えませんが、私を性の奴隷にしようとしている人です。」
 「この間、言っていた奴だな。何で脅されてるんだ、そいつに。どうせ、好きで奴隷になりたい訳じゃないんだろ。何かで脅されて言う事をきかされているんだろ。」
 京子は相手の鋭さに舌を巻く。なんでも見抜く力があるようだ。
 「さ、最初は偶然・・・パンティが写ってしまっている写真を撮られてしまったんです。」
 「偶然?」
 男が鸚鵡返しに言った言葉に、京子自身が驚いてしまった。
 (そうだ。そう言えば、あれは偶然だったのだろうか・・・。)
 「とにかく私がパンティを丸見えにさせてる写真をその人が手に入れてしまって・・・。大きく拡大して額にいれて玄関に飾って、私を見世物にしていたんです。それでそれを返して欲しいっていって。そして騙されたんです。もう一度パンティを覗かせてくれたら返してやるって。その時、恥ずかしいだろうから目隠しをしろっていうんです。言われた通りに目隠しをつけたら、いきなり両手を縛られて、天井から吊るされて。ああ、それで恥ずかしい姿をビデオに撮られてしまったんです。」
 「ふうむ。なるほどな。そんなことじゃないかと思ったんだ。しかし、その話にはまだ裏がありそうだな。」 
 「えっ、裏って・・・。」
 「ま、それはおいおい確かめていくとしよう。今は、俺には隠し事をしないほうがお前にとって身の為だということだけ言っておこう。お前が私を信用して私の言う通りにするというなら、お前を助けてやらんでもない。さ、もう一度アイマスクと手錠を自分で掛けるんだ。さて、これからがお楽しみってわけだ。」

フェラ強要

 京子は覚悟を決めてきたつもりだったので、言われたとおりアイマスクをしてから手探りで後ろ手に手錠を自分から掛ける。男の手が京子の身体に触れる。それは愛撫では決してなかった。しかし、身体の蹂躙というのともちょっと違っていた。京子はただ、相手が自分の身体中をくまなく触っていくのにただ身を任せていたのだった。

 陽子は持ってきた粘土に鍵束に付いていたすべてのキーの型を取ると、今回は深入りせずに安全な時に出直そうと音を立てないように玄関に急いだのだった。京子はまだ男と地下室に居る様子だった。今頃、京子に教え込んだとおり時間稼ぎに男のモノを咥えこんで必死になっている筈だと陽子は思い込んでいたのだった。

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