妄想小説
訪問者
第二章 仕組まれていた悪戯
5分ほど女を悶えさせておいてから、哲夫は部屋に戻った。
「どうも見つからないんだ。でもきっと上の部屋にある筈だから・・・。そのままじゃ漏れちゃうといけないから、もしもの為にこれを着けたら。」
女の前の低いテーブルの上に、哲夫は白い包みをそっと置く。
「な、なんですか。これは。」
「紙おむつだよ・・・。一応、大人用だから、穿ける筈だと思うよ。もし、どうしても我慢できそうもないのなら、仕方ないから。」
「えっ、そ、そんな・・・。」
女の額には、もう玉の汗がにじんでいる。
「恥ずかしいだろうから、向こうへ行っていてあげるから。」
そう言い残すと、再び哲夫は女を残して部屋の外へ出て、様子を伺うことにする。
京子は、ためらっていた。ドアは目の前で開いたままである。おむつを着けて垂れ流すなど、考えられなかった。が、もう限界は近い。何度もどう引っ張ってみても手錠は外れそうもない。悪戯をした男を呪いたかった。が、何をどうしようともはや手遅れである。
京子には他にどうする術もなかった。
意を決すると自由なほうの手でスカートを捲りあげ、片手で苦労しながらパンストとパンティを一緒に引き下ろした。膝まで下ろして、そのままの格好で紙おむつを着けようとしたが、うまくゆかない。仕方なく、パンティとパンストを足から抜き取って、震えながら紙おむつを股間に当てる。(早くしなければ、. . . )焦る気持ちがかえって邪魔になって、うまく止まらない。スカートを大きく翻したままで、股を大開きにしてやっと紙おむつの片側が止まった。その時、目の前に哲夫が現れた。
「ああ、うまく行かないの。手伝ってあげるよ。」
慌てて京子はスカートを股間に掛けて隠す。目の前のテーブルに脱ぎ捨てたばかりの白いパンティがパンストにひっからまったまま置かれている。それに手が届くまえに、哲夫がそれを素早く奪い取ってしまった。
「あっ、いや。返して。返してください。」
哲夫は奪った戦利品をぎりぎり京子の手の届かないテーブルの隅に置く。
「ぴっちり留めないと漏れてしまうよ。」
そう言って京子に近づくと、有無を言わせずスカートの中に手を入れておむつを引っ張り始めた。京子は片手では防ぎきれず、しかももう我慢の限界にあり、あらがうことも出来なかった。
哲夫は器用に京子のおむつを直すと、横のバンドをきっちり止めた。
「さあ、もういいよ。いつ出しても。」
京子は泣きそうになりながら、哲夫に哀願した。
「お願いですから。あちらに行っていてください。お願いですから。」
京子は必死であった。手錠で繋がれた手首をいっぱいに伸ばし、自由なほうの片手はスカートの上から股間を押さえている。こめかみには玉の汗が流れている。
哲夫は、女の悲鳴をまったく無視して、京子の正面にどっかりと座った。
「わ、わざとなのね。・・・。この手錠は、わざと掛けたのね。」
「・・・。」
哲夫はじっと堪えている女の表情に見入っていた。
もう京子は理性が無くなっていた。ただ、この辱めから逃れたいという気持ちと、募る尿意から早く解放されたいという思いの錯綜の中で、もう他には何も考えられなかった。
「ああっ、ううっ・・・。」
ついに限界が来てしまった。京子は唇を噛んだ。股間から漏れるのではないかという恐怖に思わず、手で股間を押さえ込む。男の目の前で失禁するという辱めに、目には大粒の涙があふれてきた。生暖かい感触が、じっとりと京子の下半身を包んでいる。一度堰を切ったゆばりは、簡単には止まらない。京子は自分が果てしなく失禁しつづけるのではないかとさえ思った。
出し終わった京子は恥ずかしさに顔があげられなかった。が、目の前で京子が脱いだばかりの下着を哲夫が広げているのに気づいて、我にかえった。
「な、何をするの。やめてっ。」
丸められていたパンティがいまは裏返されて、広げられている。薄く汚れた部分までが哲夫の目の前で顕らわにされてしまっている。
慌てて、手を伸ばして奪い返そうとするが、繋がれている為にあと少しのところで届かない。
「こんな下着を着けていたんですね。まだ少し温かい。」
哲夫はなぶるように京子の目の前で汚れた下着を振ってかざす。京子は怒りに身体じゅうが震えた。
「騙したのね。わざと手錠を掛けたのでしょう・・・。大声を出すわよ。」
震える声で京子は凄んで言い放った。
が、哲夫はまったく慌てる風もなく、馬鹿な女を蔑むように答える。
「ここを何処だと思っているんです。この家にとって、あなたは全くの見知らぬ人ですよ。ここに招待した訳でもなく、勝手に入ってきた女があなたです。おまけに自分でおむつまで着けておしっこを洩らしたりして。そんな格好を近所の人に見せびらかしたいという訳ですか。」
京子は言葉に詰まってしまった。確かに自分は無理矢理連れ込まれた訳ではない。おむつも確かに自分で穿いたのだった。
「でも、貴方は私に手錠を掛けたのだわ。」
「それは玩具の手錠ですよ。それに、あなたが勝手に家に入ってきて、勝手なこと、おしっこを家の中で漏らそうとしたりするから、警察が来るまで手錠を掛けて置いたと説明してもいいんです。」
京子は形勢が自分にとても不利なことを悟った。
「・・・。お願いです。許してください。大声を出したりしませんから、手錠を早くはずしてください。」
「ふん、さあどうしようかな。あなたは私にとても失礼な言い方をしたんだ。鍵を捜すのは止めて、警察に電話して、変なことをしようとしている女が勝手に上がり込んできて困っているので捕まえに来てほしいと言ったほうがいいかな。」
「そ、そんな・・・。失礼な言い方をしたのは謝ります。私が悪うございました。ど、どうか。鍵を捜してきてください。」
哲夫は混乱している京子を完全にコントロールしていた。もう京子は自分が悪いものと思いこみ始めていた。
哲夫はうなだれている京子の自由なほうの手首をつかまえた。
京子は顔を上げて、呆然と哲夫のほうを見ている。当然、手錠に繋がれた手と、哲夫に捕まれた手で両手の自由を失っている。哲夫は京子の手首を横に引っ張り、大きく両手を広げている格好に京子をさせておいて、自由な手を京子の胸元にのばした。
胸元に締めていたタイはそのままにして、その下のブラウスのボタンに手を掛けた。抵抗出来ない京子のブラウスの胸元のボタンを一つ、ふたつとはずしていくのは訳無いことだった。
「い、いやっ。止めてください。」
しかし、哲夫は京子の哀願を全く無視して、ブラウスの下から白いブラジャーが顕らわになるまでボタンを外し、ブラウスを大きくはだけさせた。哲夫の手はそれだけに止まらず、今度は京子のロングスカートを腰の横のところで止めているホックにものばされた。
「いやっ、はずさないで。」
京子が腰をくねらせて逃れようとするが、哲夫がしっかり手首を掴んでいるので、逃げようがなく、ホックは簡単に外される。その後は京子がもがけばもがくほど、スカートがずり落ちてゆき、スカートのしたから白い紙おむつが顕らわになってしまう。
自分が動くほどスカートがずり落ちるのに気づいて、京子はもがくのを止めたが、その後は哲夫の手によって、簡単にスカートが剥ぎ取られた。
「ふふふ、いい格好だね。早くみんなに見せてあげたいね。」
「そんな。許してください。わたしが悪かったです。謝りますから・・・。」
「今頃謝ったって遅いんだよ。こうしてやるっ。」
そう言うと哲夫は京子の腰の紙おむつを止めている粘着テープのバンドを両側ともに、一気に引き剥がしてしまった。京子は事態に顔面蒼白になる。
更に哲夫は京子の掴んだ手首を捻るようにしながらソファの後ろに回り込み、背中にねじ上げた。痛みに京子は腰を浮かさざるを得なくなり、股間から濡れて重くなった紙おむつがずり落ちようとする。京子は下半身が丸出しになるのを防ごうと脚をすぼめて堪えている。が、その格好は股間を丸出しにして太腿の間に紙おむつをはさみ込んでいるに過ぎなかった。
哲夫はポケットから細い紐を取り出すと、背中にねじ込んでいた京子の手首に巻き付けソファの反対側の手摺に括りつけた。
京子は手錠と紐で両手を大きく開いた格好でソファに縛り付けられてしまった。脚も開かざるを得なくなり、おしっこをたっぷり含んだ紙おむつも足元にぽとりと落とした。
哲夫はそれを拾いあげると、中身を広げて京子に見せようとする。京子は恥ずかしさに顔をそむける。
「ほらっ、見ろよ。」
哲夫が声を掛けても無視して横を向いたままなのに哲夫は腹を立て、広げたおむつを京子の顔に押しつけ、外れないように頭の後ろで粘着テープ同士を張り合わせて京子の顔面に貼り付けてしまった。アンモニア臭が京子の鼻をついた。目は出しているものの、口の回りにあたかも猿轡のようにおむつが当てられた格好になった。
「自分の出したものをよく味わうんだな。」
そう言うと哲夫は京子の鼻をつまんで息を出来なくさせ、苦しくなって口を開いたところでおむつの内側を京子の口の中に押し込めた。
「あううっ、うぐっ。」
声にならない悲鳴を京子はたてた。惨めさに泪があふれてきた。
しばらくおむつをくわえさせてから、ようやく哲夫は京子の口を自由にした。
「うぐっ、. . . ふうっ。」
自分の出したものながら、むせかえるようなきついアンモニア臭に京子は顔をしかめた。
「どうだったい、自分のおしっこの味は。」
蔑むような目で哲夫は京子の顎をしゃくりあげながら、言葉で京子をなぶる。京子は恥ずかしさに返事も出来ないで、ただ、俯いたままだった。
「そのままの格好で、少し頭を冷やすんだな。」
そう言いおいて、哲夫は両手を繋がれて抵抗できない京子の頬をつねって虐めてから、京子を一人部屋に残して引き上げた。京子の辱めを写真とビデオに撮っておくためにカメラを用意しに二階へ行く為であった。
一人残された京子は次第に募ってくる激しい尿意に身体を震わせていた。突然の辱めの仕打ちに頭がパニックになっていた京子は、一人残された時に助けを求めて声を上げることを考える冷静ささえもう失っていた。惨めな格好を人前に晒されることの恐怖だけが京子には気がかりだったのだ。
見ず知らずの人の家で、失禁して放尿してしまう恥ずかしさとその為にどうにも言い逃れ出来ない立場になってしまうことの恐怖ばかりが先だっていて、さきほどあんなに放尿したばかりで、すぐにまた激しい尿意に見回れることの不思議さには思いいたることはなかった。
脚をすり合わせて堪える京子の前にやっとのことで現れた哲夫が、何をしに現れたのか考える余裕もなく、京子は叫んでいた。
「は、はやくぅ。早く解いて。洩れてしまうっ・・・。」
「また、人の家でお洩らしをしようってのかい。困ったひとだ・・・。もうちっとは我慢できないのかい。」
そう言いながら京子のそばに近づくと、また京子の顎をしゃくりあげる。
「だ、駄目。何とかしてっ。ああっ。もう我慢出来ないわ。」
哲夫は京子を乱暴に押しやるとドアのところまで持ってきていた三脚とビデオカメラをセットし始めた。
京子は哲夫がしていることに気づいて、恐怖で血の気が引く思いだった。自分が失禁しようとしているのをビデオに撮ろうとしているのだ。
「や、やめて。何てことをするの。い、いやよっ・・・。」
しかし、哲夫は京子の懇願などお構いなしだった。ビデオの準備を終えるとさっそくテープを回し始めた。
京子は撮られているのを意識しながらも、身をよじって堪えていた。が、我慢の限界を迎えるのはもう時間の問題だった。
「お、おむつを・・・・。おむつを当てさせてっ。」
恥ずかしさを堪えて、どうしようもなくなった京子は叫んだ。
「おむつがしたいのかい。でも残念だな。もう紙おむつは無いんだ・・・。代わりにこんなものならあるんだぜ。」
そう言って哲夫がドアの外に置いてあったものを京子の前に取り出した。それはガラス製の溲瓶だった。京子の目の前にそれが置かれた。
ビデオカメラが回っている前で、その溲瓶で用を足すというのは、どんな辱めよりも酷なことだった。が、京子にはもう我慢出来る力は残っていなかった。
ビデオカメラは無視して、両手をいっぱいに延ばして、脚を広げ、その溲瓶を跨ごうと試みた。が、京子が括りつけられたソファからその溲瓶は少しだけ離しておいてあり、その口は京子が精一杯脚を延ばしても股間にまでは届かない。
「お願い、もっと近づけて。」
もう京子は、床に漏らさずに放尿して早く楽になることだけしか考えられなかった。
「ああっ、これじゃあ洩れちゃう。お願いっ、溲瓶を寄せて。」
身体をよじって悶え苦しむ京子の姿をたっぷり楽しんでから、哲夫は足で溲瓶をそっと京子の股間に押し寄せた。
ジョロジョロジョロっという大きな音を立てて、京子の股の間から黄色い液がほとばしり出た。あまりの勢いに一部は溲瓶の口を通り過ぎて、弧を描いて床まで飛沫を上げて飛び散った。
「ああっ・・・。み、惨めだわっ。あ、あんまりよっ。」
まだ、放尿をし続けながら、京子は泣き出した。
さっきおしめの中に洩らしたばかりとは思えないほど、大量に小水が京子の身体から流れ出た。溲瓶だけでなく、そのまわりの床が洩らしたばかりの京子の小水で水たまりを作っており、そこからは出したばかりであることを証明するかのようにきつい臭いとともに湯気が立ち昇っていた。
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