ノーパン丸見え

凋落美人ゴルファーへの落とし穴



 第三部



 六十四
ノーパンのスコートを翻してしまうことを意識し過ぎたリは、既にノーパン、ノーブラなのになのに更にもう一枚脱がねばならなくなる。
 「さあ、ポロシャツを脱いでノーブラの乳房を晒すのと、スカートを取ってノーパンの下半身を晒すのとどっちを選ぶ?」
 ヨンの呼び掛けにさすがのリ・ジウも答えることが出来ない。そこへヨンの立会人であるギャラリーの一人がヨンに歩み寄って来て耳打ちする。

 「リ・ジウ。この人がもう一枚脱ぐ代わりにこれかこれのどちらかを身に着けることでもう一枚脱ぐのを猶予してやってはどうかというの。どうする? 私はどちらでもいいけれど。」
 ギャラリーの一人が持ち出してきたのは以前ヨンがストリップ・ゴルフで脱ぐ代わりに身に着けさせられた錘付きのニップルクリップとハート型の板の前後に突起の付いたデェルドウなのだった。結局リ・ジウはニップルクリップをポロシャツの下に付けて次のホールをプレイし、更に成績を落とす。リ・ジウは次のホールでもギブアップすることを拒み、スカートの下の剥き出しの陰唇にディルドウのクリップを挟ませて次のホールを迎えると言い出す。しかし最早リ・ジウに勝ち目は全くないのだった。乳首からぶら下げられた錘と、ディルドウの前後両側に付けられたペニスを模した突起がリがスィングする度に遠心力で乳首を引っ張り股間を抉るのでまともな成績が出せる筈はないのだった。

ノーパンスィング

 ストリップ・ゴルフの経験のないリ・ジウは乳首と陰唇に装着させられた錘がどれだけゴルフのスィングに悪さをするか分かっていなかった。逆にヨンはその辛さを充分に体験していたので最早リ・ジウに勝ち目がないことは見抜いていた。一度はリ・ジウにギブアップを薦めたヨンだったが、意地になって最後まで続けようとするリには最早何を言っても無駄だと考えていた。



yon

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