倉庫待ち受け

凋落美人ゴルファーへの落とし穴



 第三部



 五十八

 (これで何をされても抵抗出来ないのだわ。でもそれで犯人を安心させて声を確かめることが出来るかもしれない・・・。)
 ヨンは後ろ手錠で何も出来ず何も見えないままその場に30分近くは待たされた。やがて後方の扉がある筈の辺りから物音が聞こえてきた。
 「おい。ほんとに女が居るぜ。」
 「手錠は掛かっているんだろうな。」
 アイマスクの縁を通してサーチライトのような灯りがヨンの方に当てられたらしいことに気づく。
 「ああ、確かに後ろ手に手錠を掛けられてるようだ。」
 「じゃ、安心してやれるって訳だ。間違いなくさせ子のようだな。おい、行こうぜ。」
 声の様子から三人ぐらいの男が手錠を掛けられて何も抵抗出来ないヨンの方へじわじわと近づいてくるのが分かる。
 (聞いたことのない声だわ。あのパーティに居た人じゃなさそうだわ。)
 突然、ヨンは顎に手を当てられ男の手で顔を上向きにさせられる。
 「ふふふ。たっぷり可愛がってやるぜ。さて、何からするかな。」
 「おい、待てよ。先に訴えられないように顔出しの写真を撮っておけって言われてたぜ。」
 「ああ、そうだった。お前。この女の後ろに廻ってスカートを捲り上げてパンツも下げてしまえ。胸も肌蹴させておくんだ。お前はカメラの準備をしておけ。俺がサーチライトで女の身体を照らすから用意が出来たら女のアイマスクを毟り取れ。」
 (裸の姿を写真に撮られる・・・?)
 何をされるのか分かってもヨンにはどうすることも出来ないのだった。
 「よし、いいぞ。アイマスクを毟り取れっ。」

パイパン晒し

 「お、こいつ。パイパンだぜ。おまんこの毛がつるつるに剃り落とされてら。あれっ。この女の顔、どっかで見たことがあるな。」
 (まずいわ。気づかれてしまったかもしれない。)
 ヨンの方は顔や陰部をサーチライトで照らされていて逆光になって男たちの顔を確認することが出来ない。
 パシャッ。パシャッ。
 ストロボの閃光と共に、ヨンは陰部を晒した格好のまま何枚も写真を撮られてしまう。
 「お前、女子プロゴルファーのヨン・クネだろ。知ってるぜ。もし警察に届けたりしたらこの画像がネット上に晒されることになるんだ。よく覚えておくんだぜ。」
 (やはり気づかれてしまった。もう訴え出ることも出来ないでやりたい放題に犯されるしかないのだわ。)
 「さてと、きっちり証拠写真も撮ってしまったし、あとはたっぷり愉しませて貰おうじゃないか。まずはフェラチオさせてここを充分硬くさせて貰おうじゃないか。おい、こいつを跪かせろ。」



yon

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