若妻のたしなみ
九
「な、何をするの。」
足をばたつかせようとするが、男の力には勝てず理恵は片足を頭側のベッドポストに縄で括りつけられてしまう。更にはも片方の足首にも縄が掛けられ、今度は足側のベッドポストの方に大股開きの格好で繋がれてしまう。
一旦部屋を出て行った男が戻ってきた時に、男が手にしていた物を見てその意味に気づいた理恵は愕然とする。男が手にしていたのは湯が張れれているらしい洗面器と夫がいつも使っている髭剃り用の剃刀だったのだ。夫が常用しているシェービングジェルまで持ち込まれていた。
「ま、まさか・・・。嫌よ、そんなの。嫌っ。」
しかし男は聞きいる様子もなく、黙々と剃毛の準備を進めていく。タオルが洗面器の熱い湯に浸されると、軽く絞っただけで理恵の股間に押し当てられた。
「熱いっ。」
しかし、熱かったのは押し当てられた一瞬だけだった。熱い蒸気が理恵の股間の毛を軟らかくしてゆくのが判った。そして男が手に取ったシェービングクリームが丹念に理恵の股間に塗りたくられていく。
「どうしてこんな事をするの?」
「ふふふ。さっき言ったろ。悪い事をした罰を受けるんだ。お洩らしをした股間だから罰として剃り上げてしまうのさ。」
「やめてっ・・・。」
しかし理恵はそんな事を言っても男が止めてくれるとは到底思えなかった。
ジョリッ。最初の一剃りが自分の股間で音を立てた時から、理恵はもう観念していた。
ジョリッ、ジョリッ。ジョリッ。
あっと言う間に股間の陰毛がすべて剃り上げられてしまい、湯を張った洗面器の中に黒々とした陰毛が浮かんでいた。タオルで残った股間のシェービングクリームを綺麗に拭い取ると、陰毛を失ってすべすべになった恥丘の陰唇を男の手が撫でまわす。
「どうだい。いい気持だろうが。」
「ああ、もう夫に合わせる顔がありません。」
「そんな事はないさ。旦那のベッドに寝ていたらお洩らしをしてしまったのでお詫びとしてここの毛を剃ったのですって謝ればいいのさ。」
「そ、そんな・・・。」
「自分で手錠を嵌めて犯されるところを想像してオナニーしてたんだろ。まだ若妻のようだから、夫の留守に手錠を嵌めてオナニーをするぐらいだから、普段あまり夫に構って貰えてないんだろう。分かるよ、悶々としてる気持ちが。代りに俺が慰めてやるよ。手錠を嵌められて自由を奪われてのセックスってどんな味か。」
「い、嫌っ。駄目っ。困ります・・・。」
「さすがに俺も素股のおまんこをおっぴろげて、さあしてくださいと言わんばかりの女を目にしちゃ、据え膳喰わぬでは男が廃るんでな。愉しませてやるよ。まずはお前の口で俺のチンポを充分硬くして貰おうか。代りに折角つるつるになったおマンコだ。舐められるとどんなに気持ちいいか教えてやるよ。」
そう言うと男はズボンのベルトを解き、パンツとズボンを降ろすとシックスナインの格好になって理恵の顔面に頭を擡げ始めている陰茎を突き立てる。
次へ 先頭へ