若妻のたしなみ
十
「さ、咥えろっ。」
両手が背中で自由にならない理恵にはそれを拒む手段がなかった。目を瞑って口に含むと怒張が更に理恵の喉の奥を突く。その瞬間に陰唇に男の舌が入り込んでくるのを感じた。
「うぶっ・・・。」
声にならない悲鳴をあげる。しかし陰唇にねじ込まれる男の舌の動きが次第に理恵の理性を麻痺させてゆく。
シュポッ。シュポッ。
理恵の方も必死で硬さを増してゆく男の陰茎を夢中で咥える。
「ようし。そろそろいいだろう。天国へ行かせてやるぜ。」
男は理恵の口からペニスを引き抜くと一旦ベッドを降りて、大きく股を広げている理恵の真正面に立つ。
「ほれっ、どうだ。」
いきなり無防備な股間を割り込むように男の硬くなった肉棒が突き立てられる。
「あはっ・・・。いいっ。」
理性が麻痺した理恵の口から思わず愉悦の声があがってしまう。
「どうだ。旦那のマラよりずっといいだろう。」
「ああ、ああ・・・。どうしよう。ああ、堪らない。もっと・・・。もっと突いて。」
「おお、いいぜ。気持ち良くなってきた。ああ、堪らん。ああ、イッてしまいそうだぜ。」
「だ、駄目。だめよ、中に出しては。」
「さあ、どうしようかな。出てしまいそうだけどな。」
「駄目。危険日なの。困るわ。」
「全部呑み込むんなら口で出してやってもいいぜ。」
「そ、そんな・・・。分かったわ。呑むから、口にしてっ。」
「奥さん、自分から口に出してなんて、随分はしたない事、平気で言えるんだな。」
「駄目よ。中に出しては。咥えさせてっ。」
「そんなに言うなら仕方ないな。そりゃっ。」
濡れそぼった理恵の陰唇から男がペニスを引き抜くと、べっとり性液に濡れた陰唇から糸を引きながら男のモノが出てくる。
「さ、所望どおり咥えさせてやるからたっぷり呑み込むんだぜ。」
そういうと、再びペニスを理恵の顔面に突き立て、そのまま果てるのだった。
「ああ・・・・。もっとしゃぶれ。もっと吸うんだ。」
「うぐ、うぐ、うぐ・・・。」
理恵が男が出した舌を絡ませて精液を舐めとるようにしてやっと嚥下すると男はペニスを引き抜いてくれたのだった。
次へ 先頭へ