美剣士、凛
その14
すとんと袴を床に落とした陶玄斎は、股間に屹立する肉棒の刀を
備えて凛の前に仁王立ちになる。その先端には先走りの汁が艶やか
に光っている。二人の女忍びは弥太郎が直ぐには息を吹き返しそう
にもないと看て取ると、陶玄斎から少し離れて二人の挙動を注視し
ながら、片膝を折って控えている。何かあれば加勢に出ようという
姿勢だが、今のところ凛のほうには反撃しようにも、何も為す術が
ない。
「お前は、私と剣の勝負がしたかったのではないか。」
「左様。しかし、この間、おぬしの手前を見せてもろうて、腕っ
ぷしのほどはようく判った。いずれ真剣勝負はカタをつけさせて貰
うが、今はやられっ放しという訳にはゆかぬ。ここはまずこの肉棒
でお前を降参させてみせようと言うのじゃ。折角そんな格好で身を
投げ出しておるのだからな。お前もして欲しいのだろう。」
「何を言うか。お前に身体を差し出す為に、かような格好をして
いる訳ではないわ。」
「いつまでも威勢がいいおなごじゃ。ワシの摩羅にヒイヒイ泣い
て、もっと欲しいとせがむようにさせてやるわ。覚悟はいいか。」
「貴様如きに、いかようにされたと雖も、泣いて何かを頼むよう
なことは決してないぞ。」
「それでは試してみるかな。それ、まずこれでどうだ。」
陶玄斎はそう言うと、人差し指と中指を揃え、二本の指を剥き出
しの凛の下腹部、恥骨の頂に突き当てる。陰唇を剥き上げるように
左右に押し開くと、ピンク色のおさねとその下の淡い色の肉襞が割
れ目から姿を現す。そのままおさねを二本の指で挟みあげると、の
の字を描くようにして女の一番敏感な部分を揉みあげてゆく。
「な、何をするのだ。そのような狼藉、決して許さぬぞ。」
一喝する凛ではあったが、手足の自由を縄で完全に奪われた状態
では、所詮、空元気に過ぎない。
「ほうれ、もういい感じに濡れてきやがったぜ。口では威勢のい
いことを言ったところで、身体は求めてきているようだぜ。」
陶玄斎がおさねを二本の指で挟んだまま、親指の腹で陰唇の割れ
目を下側からなぞり上げる。凛の陰唇ばピチャッと卑猥な音を立て
る。陶玄斎はそのまま、ずぶっと親指を女陰の奥へ滑り込ませる。
「うっ、くっ。」
凛の顔が痛みに歪む。
「まだ、中のほうはさほど濡れていないようだな。乾いた女陰に
この太い摩羅はあまりにきついぞ。お前の口で咥えさせてやるから、
しゃぶってたっぷり唾で濡らすんだな。」
「な、なんだと。そんな事、誰がするものか。突っ込もうとした
ら、喰いちぎってやる。」
凛の威勢の良さに陶玄斎はニヤリとする。
左右に控える女忍びに目で合図する。
「その気絶してのびている男のモノを褌から引っ張りだして、刃
を当てるんだ。」
「ははぁ。」
女忍びは陶玄斎に命じられて、縛られて転がっている弥太郎を引
っ張ってくると着物の裾から奥の褌に手を伸ばし、摩羅を掴んで引
っ張り出す。それはまだ膨らみも帯びておらず、だらんとだらしな
く垂れ下がっている。
一人の女忍びが刀の刃を上にしてその上に弥太郎の肉棒を載せる
と、もう一方の女忍びが刃を下に向けて上から弥太郎のモノを押さ
えこむ。
「な、何をする。刀を納めよ。」
「ふふふ。こんなだらしない男のモノが可愛いか。だったら、お
となしくこの剛棒を口に含むんだな。さもないと、こいつの男は一
気にちょん切られるのだぞ。」
「ひ、卑怯な・・・。わかった。口吸いでも何でもするから、弥
太郎には指一本触れるでないぞ。」
凛にはもはや陶玄斎の言うなりになるしかなかった。目の前に突
き立てられた剛棒から目を逸らすと、黙って口を大きく開ける。
「さあ、歯を立てるでないぞ。舌を使ってたっぷり絡めとるがよ
い。」
そういうと、陶玄斎は腰を落として、硬くなった摩羅を凛の喉奥
に突き立てた。
「あぐぅ、あぶぶぶ・・・。」
「ほれ、どうした。しっかり舐めんか。」
陶玄斎が腰を揺らすと、凛の口のなかで大きく膨らんだ摩羅がシ
ュポッ、シュポッと音を立てる。
「うーぃっ・・・。」
気持ち良さそうに陶玄斎が摩羅を引き抜くと、凛の唇から粘液が
糸を引く。
「さて、それではいよいよお前のわしの摩羅の地獄の愉悦を味わ
わせてやる。さ、覚悟はよいな。」
「お前ごときに、惑わされるようなことがあるものか。」
「そんな強がり何時まで言っていられるか楽しみだぜ。武士の矜
持をかなぐり捨てて獣の牝になったお前の姿、引き摺り出してくれ
るわ。そりゃあ。」
大きな気合とともに両手で凛の太腿を抱えて持ち上げると、股間
にそそり立つイチモツを一気につきたてる。
「うっ、くくく・・・。」
凛は唇を噛み締めて受け止める。凛の女陰の奥深くまで挿し込ま
れた摩羅がゆっくりまた引き抜かれる。男のカリを締め付けている
凛の肉襞が擦れていく。抜けそうと思われた瞬間、二度目の突き立
てが凛の女陰を襲う。
「そりゃあ・・・。どうじゃ、おんなっ。」
陶玄斎からは顔を背け、横目で睨みつける凛は軽蔑の眼差しを陶
玄斎に向ける。
「それしきの事で、私がどうとでも思うものかっ。」
「ならば、これでどうじゃ。そりゃっ、そりゃっ、そりゃっ・・・。」
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