妄想小説
超力戦隊 オーレンジャー 樹里の危機
六
樹里は両手を拘束している手枷を振りほどこうともがくが手錠から枷を吊っている鎖がジャラジャラ音を立てるばかりで、びくともしないのだった。
「くっ・・・・。」
「悔しいか。ひとつだけ、隊長の去勢を赦して貰う方法があるのだが・・・。」
「何なの、それは・・・。」
「お前がこのデクスター様の性の奴隷になることだ。性の奴隷になって私の言う通りなんでもしますと誓えば、去勢することだけは猶予してやろう。しかし、少しでも逆らえばすぐさまあのチンコをちょん切ってやる。どうだ。」
「そ、そんな・・・。」
樹里は逡巡したが、今は自分が犠牲になって時間稼ぎをするしかないのを悟ったのだった。
「わかったわ。私が性の奴隷にでも何でもなります。だから、隊長を去勢することだけはお許しください。」
樹里は悔しさに唇を噛み、俯いたままそう言い切った。
「その言葉に偽りはないな。どれ、試してやろう。」
そう言うと、特殊リングのリモコンを傍の兵士に渡すと、別の兵士に向かって樹里の手枷を外させる。やっと手の自由を取り戻せた樹里は三角木馬に手を突いて股間だけで支えていた全体重をやわらげる。
「そいつを木馬から下してやれ。」
兵士らによって樹里は木馬から引き摺り下ろされる。床に下された樹里は傷めつけられていた股間を両手で抑え、その場に屈みこむ。
「オーイエロー。スクリーンを見るがいい。」
樹里がスクリーンの方に目をやると、その中で岩に磔にされている隊長にパラノイアの兵士が二人、近寄っていってなにやら隊長に悪戯を仕掛けているようだった。
「お前の大事な隊長が磔にされているのは、奇岩城と呼ばれる山の中腹だ。奇岩城の頂きにはデビル鷲という怪鳥が巣食っていてな。あの山の洞穴に棲んでいる吸血蝙蝠の生血が大好物なのだ。今、兵士たちがやっているのはあの隊長のペニスに吸血蝙蝠の生血を塗りつけているって訳だ。デビル鷲がその匂いを嗅ぎつけたらどうなると思う。」
「ま、まさか・・・。」
「そうさ。あの頂きから舞い降りてきて、吸血蝙蝠の生血の匂いがする隊長のペニスを食い契ってしまうって訳さ。」
「そんな事、やめさせてっ。」
「食い契らせたくなかったら、お前に出来ることは一つだ。」
「何なの、それは・・・。」
「ふふふ。今からお前を写す映像も向こうで見れるようにしてやる。お前の隊長にもお前の姿が見えるようにな。」
「どういう事?」
「お前がいやらしい格好をして、隊長を興奮させてペニスをカチンカチンに硬くさせるのだ。そうすれば怪鳥デビル鷲の嘴でも歯が立たないって訳だ。」
「何ですって・・・。そんな事、出来る訳ないわ。」
「それはどうかな。試してみようか。おい、オーレッドの目の前にホログラムスクリーンをセットして、オーイエローの姿を見せてやれ。」
「はっ、ただいま。」
樹里は磔にされた隊長が驚きの表情を見せたことで、自分の画像が向こうにも見えるようになることを知った。
「樹里、樹里じゃないか。無事なのか?」
「隊長・・・。隊長こそ、私のせいで酷い目にあって・・・。」
「俺なんかいいんだ。お前が無事なら。」
「ああ、隊長をお助けしたい。」
「おい、いつまでつべこべ慰め合ってるんだ。早くしないとデビル鷲が匂いを嗅ぎつけてしまうぞ。」
「はっ・・・。でも、どうしたら・・・。」
「お前が穿いているスカートの裾を少しずつ持ち上げてやればいいんだよ。」
「えっ、そんな事で。まさか・・・。」
その時、スクリーンの端に何か黒い物が過ぎった。まさしくそれが怪鳥デビル鷲に違いなかった。
「隊長っ、私を見て。」
そうスクリーン上のオーレッドに向かって叫ぶとスカートの裾を上へ引っ張り上げる。スカートの下は何も穿いていないので、股下ぎりぎりまでしか出来ない。それでも樹里の目に隊長の剥き出しのペニスが膨らみを増して上向いてくるのが分かった。
「樹里・・・、樹里っ。何をしているんだ。そんな格好をして。ああ、樹里。」
樹里自身も信じられない思いを抱きながら、股下ぎりぎりまで持ち上げたスカートの裾をゆらしてみせる。それに反応したように、隊長のペニスが更に上を向いた。
「ああ、そんな格好をしたら、勃起してしまう。ああ、樹里。赦してくれ。でも我慢出来ないんだ。」
「いいの、隊長。もっと強く勃起してっ。そうでないと怪鳥デビルに喰われてしまうわ。」
「怪鳥デビルだって。あの空を旋回している黒い大きな鳥の事なのか。」
「そうよ。あのデビル鷲は隊長がペニスに塗られた吸血蝙蝠の生血が大好物なの。それを狙って舞い降りてくるの。だからもっと勃起して硬くして。そうだ。隊長っ。私、このスカートの下、何も穿いていないの。アンスコもショーツも奪われてしまったの。だからこの下はノーパンなの。」
その言葉を聞いてオーレッドのペニスが更に強く天を向いた。その時、空から一気に舞い降りてきた大鷲が隊長のペニスを嘴て食い契ろうとする。しかし、余りの硬さに歯が立たない。暫くペニスを咥えていたが、やがて諦めて一旦上空へ舞い上がってゆく。
ペニスを食い契られようとしていた事を知って、恐怖にペニスが一瞬萎えようとしていた。それを見た樹里は慌てて大声を挙げる。
「駄目よ。まだ大鷲は近くにいるわ。ペニスを立てて、硬くしてっ。そうだ。私このスカートの下、ノーパンだけじゃなくて、パラノイアたちにあそこの毛も剃られてしまったの。」
「何だって・・・。」
その姿を想像したらしいオーレッドのペニスは再び奮い立つ。
「おXXXの毛がないの。全部、剃られてしまったの。恥ずかしいわ。」
「本当なのか、樹里っ。」
ペニスが勢いを増したところで、怪鳥デビル鷲が再挑戦をしようと舞い降りてきて隊長の剥き出しのペニスに食らいつく。しかし、余りの硬さに今度も歯が立たない。やがて諦めたのか怪鳥は飛び去っていってしまった。
「樹里っ。お願いだ。そのスカートの下を一度だけでいいから見せてくれないか。」
「いやっ。恥ずかしいわ。そんな姿、見せられない。」
「頼む。このままじゃ蛇の生殺しのようなものだ。」
樹里は我慢している隊長が不憫に思えてきてしまった。
「わかった。一度だけよ。さあ、見てっ。」
樹里がスカートを思いっきり上へ持上げる。
「ああ、樹里っ・・・。」
樹里の毛を剃られた股間を見せられた隊長は感慨深そうに溜め息を吐く。その途端に勃起したペニスの先から白濁したものが飛び散った。
「駄目よ。射精しては。折角勃起させたペニスがまた萎えてしまうわ。」
「ああ、そんな事言ってもずっと勃起させたままは無理だ。」
射精した隊長のペニスはみるみる萎えていく。
「ああ、駄目。駄目よっ。ああ、何とかして。」
樹里は傍で見ているデクスターの方を憐みを請うように見上げる。
「ああ、デクスター。何とかして。何とかして隊長を助けてっ・・・。」
「お前の隊長のペニスを救うには勃起させ続ける他に一つ方法がある。おい、あれを出せ。」
デクスターが顎で指示すると、兵士たちはなにやら鳥かごのようなものを持出してきた。
「あれが何だか分かるか。あれは鋼鉄製の鳥かごを改造した鳥かごオムツだ。あれを隊長の下半身に嵌めれば怪鳥デビルの嘴はペニスに届かなくなる。」
「お願いです。それを隊長に着けさせてください。」
隊長は自分の前に持って来られた奇妙な籠を怪訝そうに眺める。
「何だ、それは。そんなものを俺に身に着けろっていうのか。」
「ああ、隊長。それを着けさせて貰ってください。でないと、またあの怪鳥が狙ってきます。」
「そんな無様なものを着けるのか・・・。」
「オーイエロー。隊長に鳥かごオムツを着けさせて貰いたかったら、お前にはすることがある。お前が私の性の奴隷になることだ。」
樹里は覚悟を決めた。
「わかりました。私が性の奴隷になって何でも貴方の言うことを聞きます。ですから隊長にあのオムツを穿かせてください。」
「ふふふ。いいだろう。おい、そいつを隊長の腰に嵌めてやれ。」
「何をする、お前たち。そんな無様なものを俺の腰に嵌めるのか。」
「おい、オーレッド。聞こえるか。お前の大好きなオーイエローがどうしてもお前のチンポを守りたいんだそうだ。おとなしく嵌めてもらえ。はっはっはっ。」
「さ、奴隷になる儀式をして貰おうか。これを今から咥えるのだ。」
樹里が目を挙げると、デクスターは王座のようになった椅子の上にふんぞり返ってズボンを下している。その股間のモノはすでに天を向いていた。
「い、嫌っ・・・。」
樹里はそそり立つデクスターの股間の一物から目を逸らす。
「ほう、嫌なのか。それじゃあ、隊長に代わって罰を受けて貰おうか。おい、リモコンで隊長の特殊リングを締め付けろ。」
「へい、わかりました。」
「ま、待って。・・・・。わかりました。私が言う通りにします。だから、隊長を痛めつけるのは止めてください。」
「じゃ、咥えるんだな。オーイエローっ。」
やっと自由になったと思った樹里だったが、それは悪の総統、デクスターを悦ばせるだけの為なのだということを知る。
ゆっくりデクスターの前ににじり寄ると目を瞑って口をすぼめる。
「どうした? やるのかやらないのか?」
「やります。」
そう言うと、ゆっくりデクスターの屹立したモノを口の中に含む樹里だった。
「はっはっはあ。いい気分だ。オーレンジャーきっての女戦士を奴隷の身分に貶めたのだ。もうお前は俺に逆らうことは出来ないのだぞ。舌を使って舐めまわすんだ。ああ、いい。いい気持だ。もっとしゃぶれ、オーイエローっ。」
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