妄想小説
超力戦隊 オーレンジャー 樹里の危機
二
散々痛めつけられた末、両手を鋼鉄の枷で後ろ手に繋がれ首輪に嵌められた鎖で兵士たちに牽かれてよろけながら連れ込まれたオーイエローは、敵地・パラノイアの要塞へと連れ込まれる。そこでオーイエローが観たのは洞窟の岩孔から降りている鎖に繋がれたオーピンク、オーグリーン、オーブルーの三人だった。しかも男の二人、オーグリーンとオーブルーはオーレンジャーの制服のズボンを剥ぎ取られ下半身は真っ裸で陰茎まで晒している。オーピンクのほうはスカートは着けているものの、その下に穿いていたアンスコとパンティは膝まで降ろされてしまっている。
「あ、貴方たちっ。捕まっていたのね。」
「ああ、樹里っ。樹里まで捕まってしまったのか。」
「貴方たち、何て格好をさせられているの・・・。」
「ああ、見ないでくれ。樹里・・・。俺たち、力が出せないようにされているんだ。」
「えっ、どういうこと。」
「俺たちのチンポの付け根に嵌められたリングが力を出そうとすると締め付けてくるんだ。」
そう言われて樹里がよく見ると、オーグリーンとオーブルーの剥き出しの陰茎の根元には銀色に光る金属の輪のようなものが嵌められているのだった。
「どうだ、お前の仲間の情けない姿は。」
パラノイアの兵士は樹里の髪を掴むと顔を上げさせるのだった。
「なんて事を・・・。赦さないわ。」
凄んで見せる樹里だったが、樹里自身何の抵抗も出来ない格好だった。
「桃っ。貴女は大丈夫なの・・・。」
オーピンクを気遣う樹里だったが、オーピンク桃は恥ずかしそうに顔を伏せる。
「な、何かされているのね。」
「ふふふ。見せてやろう。」
兵士は不敵に薄ら笑いを見せると、桃に近づいていってスカートを捲り上げる。下着を下されてしまっている桃の下半身には鋼鉄製のT字帯が嵌められている。そしてその股間部分の裏側に取り付けられているものが桃の裸の陰唇に食い込んでいるらしいのだ。
「逆らうとどうなるのか見せてやろう。」
樹里の隣に立っていた兵士がリモコンのようなものを出して中心のボタンを押す。するとビーンという音が桃の股間のあたりから聞こえてくる。
「ああ、やめてっ。止めて頂戴・・・。」
途端に桃が腰を振って身悶えし始める。しかし両手を鎖で吊られているので、腰を振ることしか出来ない。どうやら股間に埋め込まれたものが動き出しているらしい。
「そらっ、もっと大きくしてやろう。」
兵士がダイヤルを回すと更に桃は大きく身悶えする。
「やめてっ。股が裂けちゃう。ああ、駄目っ・・・。ああっ・・・。」
兵士がダイヤルを元に戻すと、桃の震えが止まった。
「こいつらがもう逆らえないことはよく分かっただろう。お前にはもっといいことをしてやるからな。さ、こいつを連れていけ。」
そう言うと、無念そうに首をうなだれている三人のオーレンジャーたちを残して、樹里は更に奥の部屋へ引き立てられていくのだった。
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