妄想小説
麗華に仕掛けられた罠
七
「や、やめてっ。それにこの格好は貴女たちが強制して私に着せさせたんじゃないの。」
「ふん。まだ、そんな口答えをするようじゃ、しっかり折檻して判らせてやらなくっちゃね。まずはその臍丸出しの腹に鞭を一発見舞ってやろうかしらね。」
「何ですって? そ、そんな・・・。」

パシーン。
「あうっ・・・。」
麗華が抗議しようとするよりも前に朱美は手にしていた鞭を振り上げると無防備な麗華の剥き出しの白い腹に打ち据えるのだった。見るみるうちに、麗華の白い腹には赤い蚯蚓腫れが浮き上がってくる。
「さあ、今度は後ろからよ。」
顔を歪ませて耐えている麗華を尻目に、朱美は鞭を手にして麗華の背後に回り込む。

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