iramatio

妄想小説

狙われた優等生



第十一章 折檻される女教師


 圭子は本来は音楽専門の教師だった。しかし、帰国子女でもあって英語が得意で免許も持っていた為、本来の英語の教師が体調不良で休んだ時だけ、代わりを務めていた。その日も代理で西尾たちの居るクラスの英語の授業を引き受けていたのだった。
 授業を始めてすぐに、西尾の子分の土井が立ち上がって言った。
 「何か今日は、先生がみんなに話があるんだそうだ。そうだな、先生。」
 「ええっ、まあ、そう、. . . 。」
 突然言われて、圭子は戸惑った。
 「実は、この間、西尾さんにした無礼な行為について、みんなの前で謝りたいんだそうだ。そうなんだろ、先生。」
 「そ、そんな、. . . ええ、そう、そうです。」
 土井は詰め襟の奥から、かおりの写真をみんなには見えないように圭子にチラつかせながら言うことを聞かせるのだった。
 「さあ、そこに土下座して謝ってくれ。そう、したいんだろ。」
 圭子は仕方なく、教壇の上で土下座をする羽目になる。生徒たちはいったい何が起こったのか分からずぽかんとしている。かおりは何故か今日は休んでいて居ない。
 圭子は極端に短いスカートをはかされているので、下穿きが覗いてしまわないようにするのに苦労してやっとのことで、教壇のうえに脚をぴったり合わせて正座している。
 「西尾さん、この間はどうも失礼をして申し訳ありませんでした。どうか、許してください。」
 圭子は屈辱のなかでやっとそう言った。
 だが、西尾の返事は冷酷非情なものだった。
 「そんなことじゃ許してはやれないな。ほんとうに済まないと思うんなら、罰を受けるんだ。どうだ、罰を受けるか。」
 圭子は迷った。いったい何をしようと言うのだろう。不安ではあったが、彼等に従う他はないのだった。
 「どんな罰でも受けます。どうかわたしを罰して許してください。」

        
 「そうか。そんなら、そこへ立て。そうだ、その教壇の前へ立て。そして両手を教壇の上へ揃えて置くんだ。よし、土井。先生のその手を縛ってしまえ。そうだ、. . . 。そしたらそこで腰を突き出して屈め。」
 圭子の両手を教壇の上で縛り上げておいて、西尾はその後ろに回ってきた。腰から革のベルトを外す。パチン、パチンと音を立てて、ベルトのしなやかさを試している。
 「罰として、わたしのお尻をぶって下さいと頼むんだ。」
 「えっ、そんな . . .。分かったわ。ば、罰として、. . . わたしの、. . . お、お尻を打って下さい。」
 「よし、そんなに言うのなら、罰してやる。そらっ。」
 そう言うと、西尾は圭子のスカートを巻くりあげ、パンティを膝まで下ろしてしまったのである。生徒等のほうからは、圭子の剥き出しのお尻は見えないが、スカートが捲られ、パンティまでも下ろされてしまっていることは誰にも分かった。
 男子生徒のなかにはズボンのチャックを下ろして、オナニーを始めるものさえいる。女子生徒等もかたずを呑んで見守っている。
       
 バシッという大きな音がして、西尾の革のベルトが圭子の裸の尻に打ち下ろされた。
 「あううっ。. . . 」
 圭子は悲鳴を上げる。が、西尾は執拗に責めまくった。圭子の白い尻が、見る間に赤く腫れあがっていく。
 西尾がやっと手を止めたときには、圭子は痛みにもう立てなくなって、パンティを膝に下ろしたまま、縛られた両手を前に、教壇の前に倒れこんでしまったのだった。
 「ああ、惨めだわ・・・。」
 圭子は西尾のあまりの仕打ちに床に蹲ってしまっていた。そんな圭子に西尾は更なる仕打ちを与える。
 「いつまでそんなところへしゃがみ込んでいるつもりだ。授業を始めて貰うぜ。ただし、罰として授業が終わる迄のあいだ、その格好のままで教壇に立ってて貰おうか。おい、誰かバケツに水を汲んでこい。」
 西尾が命じると、手下の一人がさっと教室の後ろの掃除用具入れになっているロッカーからバケツを取り出すと水を汲みに走る。
 圭子は水が入ったバケツを小手に縛られた両手で頭の上に持たされる。膝までおろされてしまったパンティは上げることも許されない。只でさえ極端に短いスカートは太腿の付け根までを露わにしてしまっている。そのスカートの中は何も着けていないのは誰の目にも明らかだ。男子生徒たちはスカートの中を想像して、ごくりと生唾を呑みこんでいる。女子生徒たちも西尾に何をされるか判らないので、ただ哀れな女教師をはらはらしながら見守るだけだった。
 「さ、授業を始めて貰おうか。」
 「こ、こんな格好でどうやって授業をしろっていうの・・・。」
 「皆に順番に朗読でもさせればいいじゃないか。指名することぐらいはそのままでも出来るだろう。」
 西尾は冷たく言い放った。
 「わ、わかったわ・・・。じゃあ、服部君から。教科書の54頁から読んでいって。」

 授業の終りを告げるチャイムがなるまでの間、圭子にとって地獄のような時間がゆっくりと過ぎていった。姿勢が苦しくて、今にも膝が崩れそうで、ときどきふらふらしそうになるのをやっとのことで堪えた。チャイムが鳴り始めた時、頭の上のバケツを溢さないようにそおっと下そうとしている時に、横から不意にやってきた西尾が圭子の膝頭を後ろから蹴ったのだ。途端にバランスを崩した圭子はバケツの水を思いっきり被ってしまうことになる。
 「ああ、そんな・・・。」
 ずぶ濡れになった服をどうすることも出来ず、膝の上のパンティを縛られたままの両手で引き上げるスカートの中に押し込むようにすると、逃げるように女子教員更衣室へ走っていったのだった。

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