静香への折檻
十三
「エリっ。帽子掛けとハンガーも持っておいで。」
言われたエリが持ってきたのは、応接室の中によくあるような柱状になった木製の帽子掛けと洗濯屋が使うような針金のハンガーだった。
「裏側がよく見えるように、そのパンティをハンガーの両端のところで広げてそこに掛けてやりな。」
エリがパンティをハンガーで広げて帽子掛けにぶら下げると、静香を辱める為に静香が吊られているすぐ横に晒しモノのように立てるのだった。
「ねえ、みんな。ノーパンになっちゃった静香ちゃんのスカートの中って、どうなってるか気にならない?」
(な、何を突然言い出すの・・・?)
辱められてうなだれていた静香は突然の朱美の言葉にはっとして顔をあげる。
朱美は皆の注目を集めるようにして持っていた鞭の柄の先を静香の股間付近に向けて指してみるのだった。
「このスカートの下、何も穿いてないのよ。っていうことは、あそこが丸見えね。もし、こうやってスカートを捲ったりしたら・・・。」
そう言いながら、鞭の柄でスカートの裾をちょっと捲り上げようとする。
「や、やめてっ。そんなこと。」
ノーパンにされたうえに、スカートを捲られようとして慌てて腰を振って逃れようとする静香だった。
「ねえ、教えて。静香ちゃん。あなたのここって、毛が生えてるの。生えてるんでしょ。どんな毛なの? 薄い方? それとも剛毛かしら。」
静香は答えようもなく、ただ朱美のほうを睨むことしか出来ない。
「みんなも知りたいわよね。静香ちゃんのここ。どんな毛が生えてるのか。」
観衆は煽られて、一斉に大きな声を挙げ始める。
「スカート、捲れえ。」「見せちまえ。」「おマンコの毛、みせろぉ。」
「まあ、みんなったら。ノーパンの女の子のスカートを捲ろうなんて、最低! なあんてね。だってお愉しみはまだ取っておかなくちゃ。だから、代わりにいいものがあるのよ。これ、何だか分かる?」
朱美が背後のエリから何やら受け取るとそれを出してみんなに翳して見せる。
「ほら、静香ちゃんにも見せてあげる。さあ、何でしょう?」
「そ、それは・・・。まさか。」
「あ、もう分かっちゃったみたい。さすがね、静香ちゃん。そういう所は察しがいいのね。そう、これはガムテープ。結構、粘着力が強いのよ。これをピッと、こう・・・。」
そういうと、朱美は手にしたガムテープのロールから30cmほどを切り取る。
「あんたたちもちょっと手伝って。静香ちゃんの両側から足を引っ掛けて両側に引っ張るのよ。そう、静香ちゃんが股を大きく開けるようにね。」
檀上の二人の男は朱美に言われた通りに静香の両側にそれぞれ回り込むと、静香の足に自分の足を掛けて静香に両脚を開かせる。
「な、何するの。やめてっ。」
しかし、両手が自由でないだけに、静香はされるがままに脚を大きく開かされてしまう。
「さ、準備が出来たわね。じゃあ、私が静香ちゃんの後ろに廻って・・・。」
朱美は手にガムテープの切れ端を持ったまま静香の背後に回り込むとそのまましゃがみこむ。
「あ、いやっ・・・。」
朱美が手を伸ばして静香のミニスカートの中に突っ込むと、ガムテープの端を股間に貼り付けるのだった。そしてガムテープから手を離すと再び静香の前に廻ってくる。静香のミニスカートの裾からはガムテープの切れ端がだらりと垂れている。
「もう、みんなも分かるわよね。これから何をするのか。静香ちゃんはどう? 覚悟、いい?」
「や、やめて。そんなこと・・・。」
「さあ、みんな掛け声をかけて。いち、にの、さんよ。いいわね。」
「おーっ!」
「いちっ。」「いーち。」
「にっ。」「にーい。」
「さんっ。」「さーん。」
「ぎゃあああ。ううっ・・・。」
静香のミニスカートの中から垂れていたガムテープが朱美の手で一気に引き下ろされたのだ。静香は目に涙を溜めて痛みを堪えている。
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