騙された新人女優とマネージャー
第三部
五十五
須藤の事務所に連れ込まれた茉莉はあらためて全裸になるように命じられ、服を脱ぐと共に後ろ手にきつく縛られる。
「もう縛ったりしなくても逃げたりはしないわ。」
抗議するように言う茉莉に須藤は耳を貸そうともしない。
「男が女を縛るのは逃げないようにする為だけじゃないのさ。やっぱり女をヤルには縛ってからじゃないとそそられかたが違うのさ。女も縛られてのほうが燃えるんじゃないのか?」
「そんなの変態だけよ。」
強がってみた茉莉だったが、どこまで矜持を保てるか自信がなかった。
「じゃ、そろそろやらせて貰おうか。」
「勝手にするがいいわ。」
茉莉は須藤が後背位で犯せるように顔と肩を床に突いて土下座の格好で尻を持ち上げて身構える。しかし須藤の希望は別だったのだ。
「おいおい。そっちは最後だ。最初は口からってのがお約束だろ?」
茉莉はまたしてもフェラチオを先にさせられるのだと知って益々屈辱感を深めるのだった。
茉莉は鬼源の時と同じ様に両手の自由を奪われたまま須藤の前に跪いて怒張してペニスを口に含まされた。違っていたのは口の中に精液を放出された後だった。須藤はまだ若いせいか射精した直後なのに自分で扱いて再び勃起させたのだ。その回復力に茉莉は惧れをなしたのだったが、密かにチャンスかもしれないと思い直したのだ。
唇の端からスペルマの残りを涎のように垂らしながら床の上で後背位の格好を取る茉莉に後ろから挿入してきた須藤は裸の白い尻を手のひらで平打ちしながら陰唇を突きまくるのだった。
「ああ、もう赦してっ・・・。」
悲鳴を挙げながらも悶え続ける茉莉の様子に余計に刺激された様子で須藤は二発目も茉莉の陰唇におのれの屹立したモノを深々と挿し込んだまま精の果てを放出したのだった。
さすがに若い須藤も二回も立て続けに放出したことで体力も使い果たした様子だった。ペニスを茉莉の陰唇から抜き取ると、床の上に崩れ落ちる茉莉は放ってそのままソファの長椅子にぐったりと倒れ込む。その様子を横目でちらりと盗み見した茉莉は起き上がるタイミングを見計らっていた。茉莉のことは縛り上げているので何も出来ないだろうと高を括って眠り込んでしまった須藤を確認すると須藤の前に立ちあがった茉莉だった。
(この悪魔のような男から由里を救って自分も抜け出るには今のこのチャンスを逃す訳にはゆかないのだわ。)
須藤が眠りこけている僅かな時間に茉莉は不自由な後ろ手で須藤の脱いだ服を探って捜し求めていたものを探り当てたのだった。
第三部 完
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