濡れ股間拭い

騙された新人女優とマネージャー



 第三部



 五十三

 「あ、もういいです。もう大丈夫ですから。」
 そう言って茉莉が止めようとするのも聞かず、鬼源はその感触をゆっくり愉しむかのように手を止めないのだった。
 「あの・・・。腿を拭うのはもう結構ですから、背中のこの手錠をもう外して頂けませんか?」
 「手錠? 手錠を嵌められているのは居心地が悪いのかね?」
 「あ、当たり前です。こんなのされて、いい気持ちの人が居る訳がありません。」
 「ふふふ。そうだろうな。そう思ってわざと手錠を掛けたんだよ。」
 「わ、わざとですって? 最初から手錠を掛けるつもりだったんですね。」
 「そんな大きな声、出すなよ。周りの客が何だと思って注目しちまうよ。」
 茉莉ははっとして、辺りを見回す。茉莉の様子に気づいた客は今の所居なさそうだった。茉莉は声を押し殺すようにして涙目になりながら鬼源に頼み込む。
 「お願いですから、もう手錠は外してくださいませ。」
 「そうか。仕方ないな。じゃ、私の前に立って両手を私の方に突き出してごらん。」
 茉莉は辺りを見回して、自分達のほうに注目している者が居ないことを確認してからすくっと立ち上がって背中を鬼源の方へ向ける。

手錠外して

 「お、お願いします・・・。」
 手錠の両手を差し出す茉莉だったが、鬼源の手は何故か手錠には掛からず後ろから茉莉の腰骨辺りを弄る。
 「あ、あの・・・。」
 「お前、意外と背が高いんだな。手錠まで手が届かないから少し腰を落としてしゃがんでくれないか。」
 「え、あっ。こうですか?」
 茉莉が不安定な格好で膝を折って腰を屈めると鬼源はいきなり腰骨の辺りを抱えるようにして茉莉の身体を自分の膝の上に載せるようにして座らせる。

背面押付け

 倒れ込みそうになるのを必死で両手を伸ばして身体を支えようとする茉莉の手に触れたのは生身の肉棒なのだった。
 「えっ、何? い、いやっ・・・。」
 茉莉が鬼源に背を向けている間に、鬼源は自分のズボンとトランクスを下して屹立し始めた男根の上に茉莉が触れるように引き下ろしたのだった。慌てて手を肉棒から離そうとするが手錠のせいでどうすることも出来ない。
 「何をしてるんだ。しっかり握らなくちゃ駄目じゃないか。」
 鬼源は剥き出しになった陰茎を何が何でも茉莉に握らせようとする。
 「早く手錠を外して貰いたかったら、しっかり両手で俺のモノを扱いていい気持ちにさせることだな。」
 「そ、そんな・・・。」
 「お前がしっかり精出せるようにお前のあそこも気持ちよくさせてやるぜ。」
 鬼源はそう言うと、茉莉に後ろ手で自分のペニスを弄らせながら茉莉の脇から手を伸ばして丸出しにさせている茉莉のショーツの中心へと手を伸ばすのだった。

股間弄り

 「ああ、駄目っ・・・。そんなところ、触らないでっ。」
 「おやっ。何かもうここがぐっしょりしてるぜ。この濡らし方はさっきの溢したビールのせいだけじゃなさそうだな。」
 「い、いやっ。違うわ。そ、そんな筈・・・。」
 茉莉は鬼源に後ろから伸ばした指の先をショーツの中に突っ込まれようとして慌てて否定するが、感覚が麻痺してきているようで自分の身体から沁み出た体液ではないと自信持って言えないのだった。
 「後ろ手で扱くのはあんまり上手くないようだな。どうだ。それならお前の口のほうが上手に出来るんじゃないか?」
 「く、口って? まさか、こんなところで?」
 それでなくても非常識な格好で男の膝の上に跨っているのだった。その上で、今度は鬼源が自分にやらせようとしていることに気づいて茉莉は慌てる。
 「こんなところだからこそ燃えるんじゃないか。そんな手の扱きかたじゃ、何時まで経っても手錠は外して貰えないんだぜ。さ、膝の上から降りてこっちを向きな。」
 無理やり膝から降ろされた茉莉は鬼源を前にして尻餅を突いてしゃがみこむ。スカートの奥にショーツが丸見えになっている筈だが、手錠を掛けられた両手では隠すことすら叶わない。

yuri

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