kosya0

妄想小説

夏期学校



 第十六章 圭子の復讐


 「そうですか。今度も高野先生は校長のいいなりになった訳ですね。いよいよ調教も最終段階ということになりますね。」
 「回を重ねる度に、あの女もマゾらしさを深めているようだからね。元々、そういう素養があったのだろう。しかし、それに気づいた君も大したもんだ。他人を観る眼があるようだね。あの女が晴れて性奴隷にまで堕ちた日には、君を次期教頭に推挙するので、そのつもりで居て呉れたまえ。」
 「今回はどんな仕打ちをしたのです?」
 「今度は自分から罰を受けると言ってね。ノーパンで居るのを指摘したらすっかりしょげかえってね。もう言い逃れも何も出来ないと判ったようだ。だから、すぐに両手を縛ってやって、スカートも奪い取ってやったのさ。」
 「まさか、こっちが指示を出してるとは思ってないでしょうからね。」
 「そう、脅されてノーパンになってるとは思われたくなかったのだろうさ。私の前では性的性格異常者にすっかりなりきっている。本人も段々そう思い込んでいるようだ。だから、今回は一発だけじゃなくて、何発かベルトの鞭を与えてやったのさ。お赦しくださいと何度も請うていたが、あそこは濡れっ放しだったよ。」
 「その後、犯してやったんですね。」
 「勿論だとも。今回も妊娠させる訳にはゆかないから、口の中に流してやって唇をこうやって手で押さえて全部呑みこませてやったよ。ああ、愉快、愉快。」
 「そうですか。そこまでやらされるようになったのなら、調教の最終段階に進んでも大丈夫ですね。では手筈を説明しましょう。今度の研究授業では、高野先生が担当ですが、研究授業をやって貰った後に講堂に全校生徒と来賓の教育長等を全て集めて研究の狙いなどを高野先生に発表して貰うことになっていると思いますが、その場で大恥を掻かせてやるのです。事前に自分でパンティの上から股縄をTの字に掛けさせるのです。そして発表の時間になったら皆の前でスカートを捲って股縄をみんなに披露し、そのまま失禁しろと命令するのです。」
 「ええっ、そんな事を彼女が承服するだろうか。」
 「その為のこれまでの調教じゃないですか。もう相当これまでの調教で参ってきている筈です。もうどうにでもなれという気持ちに傾いてきています。そこでそこまでの失態を演じればもうこれ以上教職を続ける訳にはゆかないと自分でも判るでしょう。なので今度の脅しでは、これを受け入れたらもう解放してやると手紙を書くのです。そうすればこの生き地獄から逃れたいばかりに、そんな痴態も演じて楽になろうという気にきっとなる筈です。」
 「そんな事、うまくやらせられたとしてもその後はどうするんだ。」
 「教師を続けることや、皆の前に出ることさえ最早出来ないでしょうから、校長が私設秘書として雇うといって密かに校長室で言うことを聞かせるんです。周りの連中には高野先生は心が病んでいるので、暫く教職を離れさせて治療をしながら軽度の仕事をさせるのだと言えば、周りだけじゃなく、彼女自身も納得する筈です。」
 「なあるほど。で、君はどうするんだね。」
 「校長がたっぷり楽しんだ後、私が助け舟を出して、私と結婚してくれれば校長の奴隷の身分から救い出してあげると持ちかけるのです。勿論、今度は私の性の奴隷にするというのが実態ですけどね。」
 「なあるほど。それなら私も都合がいい。そんな奴隷をずっと飼っていたら、何時か妻に知れてしまわないとも限らない。私だって身の程はわきまえているからね。たっぷり愉しんだら君に引き渡すことにしよう。」
 校長と石田の悪だくみは、こうしてスタートを切ることになったのだった。


 その日は研究授業の前に指示通り、自分で股縄を掛けた圭子だった。こうしてしまうと最早トイレに立つことも出来ない。しかし、それはその後に講堂の壇上で行わなければならない命令に服従する為に必要な手筈のひとつだった。
 研究授業は教育長を始めとする教育委員会の面々、校長、教頭をはじめ関係する教諭等が後ろで見守る中、無事行われた。この日ばかりは悪ガキ三人組も言い含められていたせいか、おとなしく授業を受けていた。
 そしてその後の一大イベントである研究発表のプレゼが講堂で行われることになった。
 教頭の紹介の後、圭子はすっくと壇上で席を立って、講演台の前に据えられたマイクの前に立った。この日の圭子は最初にノーパンで来ることを命じられた時のタイトなミニのスーツを着てきていた。
 「それでは研究発表のプレゼを致したいと存じます。ですが、その前に皆さまにひとつご覧になって戴きたいことがあります。それは私自身がどういう人間なのかを判って頂くということです。」

tied panty

 そうさっと言い切ると、身に着けてきたタイトなスカートの裾の前部分を両手で掴むと、ゆっくりとそれを上に引き上げた。すらっとした太腿がどんどん露わになってゆく。講堂内からはどよめきが立上る。そして遂に、股縄を打たれた白いパンティが講堂内の全生徒、全来賓、そして全教諭達の前で露わにされた。
 圭子はそれまで我慢していた括約筋を緩め始める。股縄を打たれた白いパンティの最下部に沁みが現れたと思う間もなく、雫が太腿を伝って垂れ始め、やがて重みに耐えきれなくなったパンティから雫が直接壇上の床に向かって落ち始めた。
 教師たちの列の奥に居た校長と石田が顔を見合わせてほくそ笑む。
 その時だった。
 突然、講堂の設置されたスピーカーが鳴り出したのだ。
 「えっ、何あれ。校長の声じゃない?」
 「もう一人は体育教師の石田でしょ。」
 「何? どういう事・・・。」
 どよめきはスピーカーから流される声が掻き消されそうになるほど高くなっていった。
 「・・・・。調教の最終段階に進んでも大丈夫ですね。では手筈を説明しましょう。今度の研究授業では、高野先生が担当ですが、研究授業をやって貰った後に講堂に全校生徒と来賓の教育長等を全て集めて研究の狙いなどを高野先生に発表して貰うことになっていると思いますが、その場で大恥を掻かせてやるのです。事前に自分でパンティの上から股縄をTの字に掛けさせるのです。そして発表の時間になったら皆の前でスカートを捲って股縄をみんなに披露し、そのまま失禁しろと命令するのです・・・・。」
 壇上の圭子は失禁を続けながらも、壇の下で蒼白になってゆく校長と石田教諭を睨みつけ、そして久々の笑みを浮かべていたのだった。

in front of all


 完 (2016.10.14)


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