妄想小説
被虐の女スパイ
三
「最初に無駄毛の処理をしてしまいましょう。それからコスチュームのサイズ合せよ。」
「あ、はい。わかりました。」
「キャサリン。あんた、いい身体してるわね。」
「あ、ありがとうございます。これですね、制服は。」
「そうよ。着てみなさいよ。」
「え? こんなに短い・・・の?」
普通に穿いたら明らかに股間が丸出しになってしまう。伸縮性のある素材で出来ているタイトスカートなので、一生懸命下に伸ばしてやっと股間を隠すのだった。
「あの、ショーツは・・・。」
「ああ、穿かせてあげるわよ。でも本番のお勤めの時はお客さんの要望によっちゃあノーパンってこともあるから。その為に高いお金出して雇うんだから。全てはお客様次第よ、わかった?」
「あ、はいっ。」
99号はお金欲しさに何でもする女を演じ切っていた。
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