騙された新人女優とマネージャー
第二部
三十五
「わ、わかったわ。うっ・・・。」
進藤剛との時はすんなり咥えられたのが、見ず知らずのフリーカメラマンに屈するのだと思うと素直には口に入れられないで躊躇してしまう。
「何だい。出来ないのか?」
「や、やるわ。う、ううっ・・・。」
嫌がる由里に須藤は遠慮がなかった。既に充分屹立するほど勃起した怒張を無理やり由里の喉奥まで突っ込むと頭を両手で抑えてピストン運動を始めるのだった。
「うぷっ・・・。も、もういいわっ。あそこにして。」
顔を横に振って須藤のペニスを吐きだすと由里は自分から股を開くのだった。
「そうかい。そうだな。最後はもう一度口の中って約束だからな。それじゃ、あそこも気持ちよくさせてやるか。」
須藤はそう言うと由里の身体を仰向けにベッドに押し倒すと、スカートを捲り上げて既に下着を剥ぎ取られて丸出しになっている陰唇の方に怒張を突き立てるのだった。
「ああっ。ああっ・・・。」
男に膣の奥まで突き上げられているうちに、だんだん由里は我を忘れて何の為に男に犯されているのか分からなくなってくる。
「どうした? そんなに気持ちいいか。中出ししてやってもいいんだぜ。」
「えっ?」
男の言葉にふと我に返った由里だった。
(そうだ。あの時の再現をする為に身体を許しているんだったわ。)
由里はあの日の再現を最後まで遂げなければならないことを思い出したのだった。
「駄目よ。口に・・・。口にしてっ。」
「じゃ、たっぷりと呑み込んで貰おうか。」
須藤は濡れそぼった怒張を抜き取ると由里の唇に突き立てる。
「あぐっ。うぷうぷっ・・・。」
由里の口の中に突き立てられた肉棒は既に体液でべとべとになっていた。しかし由里は男に口の中でイカせることに必死でそんなことも気にならなかった。
チュパッ。チュパッ。
卑猥な音がホテルの部屋の中に響いていく。
「う、ううっ・・・。」
遂に須藤が絶頂を迎えた嗚咽を洩らす。
由里は須藤が口の中に放出した大量のザーメンを唇の端から垂れ流しながらも、これでやっと盗撮された写真を週刊誌に渡されることだけは阻止出来たのだと安堵の吐息をついていた。
「うぷっ。」
ごくんと喉の音をたてて残った精液を呑み込むと、ネバネバする口のまま須藤に確かめる。
「こ、これでもうあの写真は週刊誌に売り渡すのは当面は止めてくれるのよね。」
「ああ、約束は守ってやるぜ。その代わり早く金を用意しないと何時までもって訳にはゆかないぜ。」
そう言いながら須藤は別のことを考えていた。
(約束を守るもなにも、そんな写真は元から持ってないんだからな。だが、代わりにいい映像をゲットさせて貰ったぜ。)
そう言いながら須藤は部屋の隅に三箇所設置しておいた隠しカメラの方を確認する。由里は最後まで隠しカメラの存在には気づかなかったようだ。そしてベッドの下には進藤剛と別荘で過ごした二日に亘る夜に何をしていたのか自分から白状してしまっている録音が音声レコーダーにしっかりと録られている筈なのだった。須藤は最初から持っていなかった別荘での二人の情事の証拠に代わる証拠をまんまと手に入れてしまったのだった。
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