妄想小説
美少女仮面ポワトリン 仕組まれていた罠
六
「ようし。パワーを喪ったこいつがのびているうちに十字架に磔にしてしまうんだ。」
「おうっ。」
「そしたらこやつを処刑場まで運んでいくんだ。」
「おうっ。」
気絶したポワトリンは手足を雁字搦めに十字架に括り付けられるとディアブルに洗脳された手下たちによって処刑場まで運ばれていくのだった。エネルギーを吸い取られてしまったポワトリンには縄を振り解く力も残っていない。
広場まで連れ出されたポワトリンは十字架を据え付けられその上に縛り付けられている。
「誰か、こいつに水を掛けて起してやれ。」
「ははあ。ただいまっ。」
バケツに汲まれた水が運び込まれると、男たちによってポワトリンの顔にぶちまけられる。
「ぷはっ、な、何・・・? あっ、これはどういう事? どうしてわたしがこんな所に?」
目を覚ましたポワトリンが自分の身体が自由に動かない事に気づいて慌てる。
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