妄想小説
アニーから銃を取れ
八
「馬で引き回すのもいいが、まずは町外れの刑場に繋いで晒し者にしてやるか。」
「何ですって? 嫌よ、そんなの・・・。」
「町の男共には女に飢えている奴も多いからな。男を誘うような格好にしてやろう。」
ロックフォードはそう言うと縄でグルグル巻きにアニーを縛り上げるとスカートの中に手を突っ込んで、下着を下げてしまう。
「何するのっ。嫌よ。こんな格好で晒すつもり?」
「ははは。いい格好だぜ。その格好で腰を振ってりゃ、男たちが飛びついてくるぜ。」
「おーい、ロックフォードの旦那ぁ。」
酒場に置いてけぼりにされていたゴンザレスがロックフォードの姿を見つけて走って近づいてきたのだった。
「おう、アニー。いい格好だな。刺激的だぜ。旦那、こいつをこの刑場に吊るすんですね。」
「ああ、そうだ。たっぷり弱らせてから馬に載せて隣町まで運んでいくつもりだ。」
「だったら、一晩こいつも晒し者にしやしょうぜ。いや、決して命を奪ったりはしません。このゴンザレスがしっかり見張っておきますから。」
「大丈夫なんだろうな、ゴンザレス。」
「へえ。任しておいてくだせえ。旦那は酒を奢りますから、酒場でゆっくり休んでおいてください。その間、あっしがたっぷりこやつを弱らせておきますから。」
「ふん、いいだろう。くれぐれも逃がすんじゃないぞ、ゴンザレス。」
「へえ。さ、アニー。あの首吊り台に繋いでやるから来いっ。そうだな。その服も中途半端だな。折角だから全部ひん剥いて素っ裸にしてやるか。」
「い、嫌よっ・・・。」
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