B0420

早季子先生



 六

 汚された早季子は床に放り出された。スカートの裾が大きく乱れて、パンティは膝まで下ろされているので、太腿から股間まで丸見えである。
 床の上に転ばされた早季子の髪の毛が乱暴に掴まれ、顔を上げさせられた。
 「どうだい、どんな気持かい、先生。正直に言ってみなよ。」
 「・・・。く、くやしい。わたし、貴方たちを許さないわ。」
 「ふふふ、そう言って貰うと苛め甲斐があるってもんだよ、先生。」
 早季子の真っ白だったワンピースは無残にも、胸元と股間のあたりにはっきりと汚された痕が残っている。このままでは恥ずかしくて人前にも出られない。
 「酷いわ。貴方達・・・。」
 「先生、まだ苛めは終わっちゃいないんだぜ・・・。そこにしゃがみこんで尻を突き出しな。ほら。」
 明は早季子の髪を乱暴につかむと土下座のような格好を強いる。両手を背中で縛り上げられているので、額を床につけて身体を支えなければならない。
 明は後ろにまわると、早季子のスカートを捲り上げた。既にパンティは膝までおろされているので、白いお尻が丸出しになった。
 早季子は不自由な格好のまま後ろの明の様子を窺うと、明は不気味に微笑みながらズボンのベルトを外している。革のしなやかなベルトは鞭のように明の手からぶらりとぶらさがっている。
 「い、いや。そんな・・・。まさか、そんなもので打たないで。」
 しかし、明は容赦しなかった。明の手が振り上げられた。
 ピシっという大きな音をたて、早季子の白い尻が赤く腫れ上がった。
 「あうぅっ・・・。や、やめて頂戴。」
 早季子は許さないと言わんばかりの抗議の顔で明を睨んだ。明にはその抵抗心を屈服させ、服従させたいという欲望がむらむらと湧いてきた。
 「お許しくださいと言うんだ。」
 そう言うと二発目の鞭を放った。
 「ああっ、や、やめなさい・・・。あううっ・・・。わ、わかったわ・・・。お、お許しください・・・。お許しくださいっ。」
 もはや早季子は涙を浮かべて許しを乞う他はなかった。
 明は早季子がやっと哀れな声を出したので、ベルトを持った手を止めた。
 「どうだ、俺に服従する気になったか。」
 「・・・。は、はい。何でも仰っしゃる通りに致します・・・。」
 床に跪いた早季子の前に立ちはだかった明のモノは既に回復してきていて、頭をもたげ始めている。
 床に押しつけられた早季子の顔面に、そのモノがぬっと突き出された。
 「こいつで突き差してほしいか。」
 早季子は恥ずかしさと口惜しさで答えることも出来なかった。
 「どうか、お願いですからその太いもので突き差してくださいと言うんだ。」
 「・・・。ど、どうか・・・、お願い・・・で、ですから・・・、その太いものを突き差してください・・・。」
 早季子は口惜しさに涙を浮かべながら、やっと言われた通りを口にした。
 いたぶられていた間にすっかりあそこは濡れてしまっていたらしく、早季子には意外なほどそれはすっぽり早季子の女性自身のなかに収まった。
 明は、始めはゆっくり、それから次第に速度を速めながらピストン運動を繰り返していった。ペニスが抜かれようとする度に、早季子はたまらない思いにかられたた。
 (ああっ、このまま抜かないで・・・。)
 心のなかではそうつぶやいていた。
 「あうっ、い、いいわ・・・。」
 もう、声を出すのを堪えて居ることも出来なくなってしまっていた。もはや理性の力では、呼び覚まされた性欲を抑えつけることが出来なかった。
 早季子は髪を振り乱して、明の動きに合わせていた。どうかすると、早季子のほうが動きをリードしているほどであった。
 激しい早季子の動きに堪え切れなくなって、明のほうが先に高まってきた。
 「い、いきそうだ。」
 「あ、待って。お願い、もう少し・・・。ああっ・・・、あうん。」
 しかし、早季子の願いも空しく、早季子が昇りつめるより早く明のそれは果てていた。
 早季子はペニスを抜き取られた後のもどかしさに堪えられず、両脚をこすり合わせて悶えていた。手が自由であれば、生徒たちの目もはばからず自分の指で慰めていたに違いなかった。
 明はしかし、目覚めたように自分のものをズボンにしまいこむと悶えている早季子を見下げていた。
 「おい、健二。おまえも一発やるかい。」
 その言葉に健二はゴクっと唾を飲み込んだ。すでに健二のものも、はちきれそうに硬くいきり立っている。
 「だけど、先生も随分欲しがっているみたいだから、少し焦らしてやろうぜ。」
 明の冷たい言葉に早季子は戦慄を覚えた。
 「お願い、ひと思いに犯して。もう、我慢出来ないわ。」

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 しかし早季子のそんな言葉はまったく無視するかのように、明は早季子の身体を抱え起こし、今度は机の上に仰向けに寝かせて、余っていたロープで動けないように括りつけた。早季子は両脚を大きく広げた格好で、いま犯されたばかりの精液の滴る性器を剥き出しにさせられている。その淫らな陰唇のまわりを、明は撫でるように二本の指で焦らしていく。早季子は自分のそこの中心が燃えるように熱くなっているように感じていた。蜜のような性液が溢れて内股を伝って流れ出ていく。
 「お願い。もう我慢出来ない。はやく、早く犯して。わたしの○○○○にそれを突き差して・・・。」
 早季子は半狂乱になって、大声で懇願した。
 健二が早季子の真正面に立った。そそり立つものに手を当てて近づいてきた。
 「は、はやくっ・・・。お願いだから。」
 しかし、経験の浅い健二は早季子の犯される様を見ているだけでも、もう充分感じきっていた。
 「せ、せんせい・・・。ううっ・・・。」
 健二のペニスの先が早季子の内股に触れた瞬間には、もうそれは爆発していた。ほとばしり出た熱いザーメンは早季子の口元にまで飛んできた。
 「ああっ、いや。いやよ。犯して・・・。」
 早季子の願いも空しく、健二のものは急激に萎んできていた。早季子は身をよじって悶える。
 「健二、しょうがないな。先生が欲しくって悶えるじゃないか。そしたら仕方ないから自分で慰めてもらおうか。それっ。」
 明は早季子の縛られた両腕の片方だけを解いた。早季子は自由になった手を恥も外聞もなく性器に伸ばした。もう指一本では物足りなかった。人指し指と中指を一緒に挿しこんで揉みまさぐった。
 カチリという機械的な音に早季子は我にかえった。振り向くと、今音がしたのはいつの間にか持ち込んだカセットテープレコーダを止めた音だったのだ。
 「ま、まさか今のを録音したんじゃないでしょうね・・・。」
 明は悠然とカセットを中から取り出すと、ポケットに収めた。
 「先生、いま聞きたいですか。それとも、後でみんなの前で一緒に聞きましょうか。」
 あまりの仕打ちに早季子は声も出なかった。
 明と健二の二人は縛られたままの早季子を残して出ていってしまった。
 片手は自由になったものの、縄はなかなか解けなかった。早くしなければと焦る気持が却って邪魔をした。
 やっとの思いで縄を外すと、捲り上げられたスカートを元に戻し、ブラウスのボタンもはめた。下穿きは奪われてしまったらしく、何処を捜してもみつからなかった。
 胸元とスカートの股間の部分にうっすらと白いものがこびり付いている。しかし、着替えるべきものを持っていなかった。
 ハンカチで口のまわりのべたべたするものを拭った。うがいをする元気もなかったが、喉はカラカラに乾いていた。
 (完全に負けたわ。)
 もう明日からは、彼等の言うなりになるしかない自分を早季子は想像した。しかし、何故かもっと彼等に苛められてみたいような気もしてくるのだった。教室で、みんなの前で辱められている自分を想像しながら、早季子の指は自然に股間のうえを這っていた。

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