妄想小説
恥辱秘書
第一章 嵌められた女秘書
六
次の日も同じようにメールでの命令が入っていた。今度の命令も、体育館への呼び出しだった。同じように男子トイレの個室へ行き、指示に従えとあった。美紀はなんとか決着をしなければと思っていた。また下着を奪われてしまうのかもしれなかった。が、逃げる訳にはゆかない。
指定された10時に、独り体育館へこっそり向かう。その時間帯には、体育館付近を歩いているものは殆ど居なかった。
2度目なので、少し慣れてきていた。音を立てないように裏の扉から忍び込むと、まっすぐ男子トイレに向かう。
3つある個室の真ん中の扉を開けると貼り紙が鋲で留められていた。裏側に指示が書いてあるようだ。紙を外すと戸を閉め、鍵をしっかり掛けてから震える手で手紙を読む。
「下に置いてある紙袋の中から目隠しを出して顔につけること。その後、同じく中に入っている手錠を後ろ手に嵌めて、そのまま待て。扉の鍵は開けておくこと。」
指示は簡潔明瞭だった。床の下に確かに紙袋がある。中をあらためると、飛行機の備品のような布製のアイマスクと、玩具ではない本物のようにずしりと重い鉄製のきらりと光る手錠がある。
(もう後には引けないのだわ。)
美紀はそう思いなおすと、アイマスクを手に取った。顔に掛けると全く見えなくなった。手探りで手錠を捜す。手錠など嵌めたことはないが、なんとなく手首に回してみると、ガチャリと音がして簡単に掛かってしまう。少し躊躇ったが、両手を後ろに回し背中でもう片方の手首に掛ける。
視界と両手の自由が奪われてしまうと、却って度胸がついた。しかし、脚はかすかに震えていた。
暫くそんな格好で美紀は放置されていた。このまま永遠にこんな格好のまま、晒されてしまうのではないかとも感じられた頃、男はやっとやってきた。
遠くから近づいてくる足音を美紀は感じていた。手錠で自由にならない掌を握り締めた。
やがて、個室の扉が開く音がして、ひゅうという風を頬に感じた。
突然、手錠をされた後ろ手を捉まれ、後ろに引かれた。洋式の便器を跨ぐような格好で脚を大きく開かされた。背中の手錠が紐のようなもので、後ろの水道管に繋がれたのが分かった。便器があるので、脚を大きく広げて男のほうに股間を突き出すような格好にさせられている。スカートの裾に男の手が掛かったのを感じた。そのまま、すうっと上に捲り上げられていく。両端からパンティがつかまれ、膝の上まで下ろされてしまった。股間が露わになる。
「ほう、こんなものを突っ込まれていたのか。」
男が美紀の秘密を探っていた。
美紀の恥部には鉄製の器具が埋め込まれている。ハート型を細くした山芋の葉っぱのような形をした鉄の板で真ん中に孔が開いている。その孔は内側に筒のようになって美紀のあそこに深々と挿入されているのである。ハート型の板からは鎖が3方に伸びていた。一本は真っ直ぐ前を臍の方向へ、二本は股下をくぐって尻の下を背中に向かっている。それぞれの鎖は美紀の腹の上のこれも鋼鉄製のベルトにぶら下がる鉄の輪に伸びていた。ちょうど褌のような格好の拘束具だ。いわゆる貞操帯というものである。鎖は前の下腹部のところで錠前になっていて、鍵がなければ外せないようになっている。
美紀の恥部に挿入されている筒の孔に指を突っ込んでみる。
「あうっ。」
美紀が思わず声を洩らす。筒の外側には刺激を与えるように、いぼのような突起があるらしかった。歩くだけでそこを刺激し、たまらなく感じてくると、粘液が漏れてきてしまう。一日でパンティがぐっしょりになってしまうこともあった。
ハート型の鉄の板の下は、剃り落とされているらしく、恥毛はなかった。蒼く剃り跡と生え始めの毛根だけが残っている。鉄の板をつかんで揺さぶるが、鎖がぴっちり締まっていてびくともしない。
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