妄想小説
被虐のスーパーガール
十一
「完全にスーパーガールは悶絶したようね。」
「これは、これは、ペネロペ神官様。左様にござります。もうスーパーガールは立ちあがる気力もないようです。」
「どれ、私が持ち上げて観て調べてみよう。さ、立つのよ、スーパーガール。なあるほど。こうして髪の毛を掴んで持ち上げてもぐったりしたままだわ。」

「そろそろ、仕上げとして磔の刑にして晒し者にしてはどうかと。」
「磔にする十字架の準備は出来ているの?」
「勿論でございます。丘の上に立てております。」
「ならば、こやつを牽いていって繋ぐのです。辱めはスーパーガールが正気に返ってからにするのよ。」
「承知しましてござりまする。おい、者共。スーパーガールを十字架まで引き立ててゆくぞ。」
「わかりました。さ、来い。スーパーガール。」

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