粗相6

妄想小説

恥辱秘書






第十三章 新たなる調教の罠


 七

 裕美は長谷部の執務室で粗相を強要された次の朝、早速例の「情報屋」と名乗る男からのメールを受けた。そのメールに添付されたものは、裕美の予想を裏切らなかった。明らかに長谷部のデスクと判る写真だった。机の上に大の字に立った裕美が足元に置かれたバケツに放尿しているところだった。首から上の部分は切り取られて見えないようになっているが、元の写真は裕美の顔がしっかり写っているに違いなかった。
 そんな写真を送られては、裕美はそのメールの差出人の言うことを全て聞くほかはなかった。
 その日のメールでも裕美は再び体育館の男子トイレに行って、目隠しをし、後ろ手錠で待っていることを命令されたのだ。

 情報屋になりすました美紀が、視野を奪われ、拘束されて待つ裕美に仕掛けたのは、下着を奪い取り、代わりに紙おむつを着けさせて、そこにそのまま放尿させるというものだった。
 美紀は自分が嘗て小便飛ばしを調教されたときのように、焦らずじっくり入念に、裕美を調教していった。
 最初はいつもの格好にさせた裕美の下穿きを下ろし、美紀の手で紙おむつを当てがって、そのままの格好で放尿を強いたのだ。初めは、我慢の限界まで抵抗した裕美だった。が、所詮我慢にも限界があった。最後に屈辱の失禁をしてしまい、その洩らしたての紙おむつを自分の鼻先にかざされて臭いまで嗅がされてからは、抵抗しても無駄だということを悟ったのだ。唇を噛んで口惜しさをなんとか堪え忍んでではあったが、放尿するしかないのだと悟って、恥ずかしさを抑えて、股間のおむつに放尿する裕美だった。
 放尿を終えると、裕美は手錠を外される代わりにガムテープで緩く縛られる。自分で何とか剥がせるようにだが、すぐには外すことは出来ない。その間に美紀は姿を消すのだ。
 何日か縛られたまま、紙おむつを当てられ、そこに出すことを見届けるまで自由にはしてもらえない裕美だったが、次の段階になって、朝から紙おむつを自分であて、一日そのままで居ることを命じられたのだ。

 それは土日の週末休みを挟んで、週初めの月曜日だった。裕美は秘書室の隅の壁に見慣れないものを発見する。それは、ビル監視などで使われる監視カメラだった。そんなものが設置されることを聞いていなかった裕美だったが、会社のセキュリティ向上の為と不審を抱かなかった。しかし、実はそれは休日の間に、芳賀が自分の手で取り付けた個人のモニターカメラで、秘密を知られぬ為に自分で作業して取り付けたものだった。
 芳賀は職業柄、この手のものの取り扱いにはなれていた。実際、工場内据付の監視カメラの取り付けにも立ち会ったことがあり、機種選定の為に各種の機器のカタログも取り寄せたりしていた。芳賀が秘書室に取り付けたのは、最新のワイヤレス式のもので、盗聴、盗撮などに密かに使われる送信機が組み込まれたものだったのだ。

 裕美はその日の命令メールで、大人の介護用の紙おむつを買いに行かされることになった。さすがにそんなものは会社内の売店でも扱っていないので、外のドラッグストアまで外出して行かねばならなかった。さすがにそれを買うのは恥ずかしかったが、店員は裕美が老人の介護をしているものと取ったようだった。
 サイズを確かめる為に店員は「いつもはどういうものを使われていますか。」と訊かれ、自分が使っていることを悟られたのかと勘違いした裕美はドキッとして顔を赤らめてしまう。
 「わ、私はおむつなんか、使ったこと、ありません・・・。」
 この返事にきょとんとしている店員を見て、変なことを口走ってしまったことに気づいた裕美だ。
 「お客様のことではなくて、これをお使いになる方のことですよ。」
 更に顔を真っ赤にしながら、裕美は声が上ずってしまうのを抑えることが出来ない。
 「あっ、そう、そうですよね。ええと・・・・、よく判らないんです。まだ介護に不慣れなもので。」
 「ええと、主に大きさなんですが。LとMとSがあるんです。特に大きなものではLLもございますが。・・・ええと、普通の大人のお爺さんですと小柄な方でM、大柄な方でLですかね。」
 「じょ、女性の場合は、・・・。あっ、お婆さんなんですけれども。」
 「女性ですと、小柄な方でS、多少大柄の方でも大抵はMサイズでしょうか。」
 「それじゃ、Sをください。・・・ええ、パック詰めのもので。出来たら、外側に包装をしてくださいませんか。」
 「あ、目立たないようにですね。いいですよ。」
 裕美は紙でくるまれ、手提げ袋にいれてもらった大きな包みを受け取ると、会社のほうへとぼとぼと戻り始めた。
 (こんなものを持って歩いているところを、誰にも見つかってはならない。特に深堀美紀にだけは見つかりたくない)と思う裕美だった。しかし逢いたくない時に限って、美紀と鉢合わせしてしまうことが多いように感じていた裕美は、守衛所のある正門から事務本館までの間、通路に誰か居ないか、念には念をいれて確かめてから、走りこむようにして事務本館に滑り込むのだった。

 命令メールに命じられたとおり、一旦、紙おむつの包みを自分のロッカーにしまった裕美だったが、何を命じられるかと思うと気が気でなかった。その時、新しいメールの到着を報せるチャイムの警告音が裕美のパソコンで鳴った。

 「ロッカーからおむつを一パック出してきて、ここで着けるんだ。秘書室の隅にある防犯カメラでお前を見張っている。カメラに真正面を向いて、穿いている下着を脱いでおむつに替えろ。脱いだ下着は内側を開いて、カメラに向けてようくかざしてから机の抽斗にしまっておけ。」
 裕美はメールの内容に衝撃を受けた。防犯用に会社が取り付けたと思ったカメラは、情報屋と名乗る男が自分を見張る為につけたものだったのだ。その映像は何処へ送られているのか、機械に弱い裕美には皆目見当もつかない。しかし命令に従わないわけにはいかない。

 すぐに部屋の隅にあるロッカーへ向かう。そこには秘書5人分のロッカーが並んでいるが、常時ここに詰めている裕美のものの他は殆ど使われていない。一番端にある自分のロッカーの扉を開けると、奥に手を突っ込んで、買ってきたばかりの包みを破って、一パックを取り出す。裕美の席は真正面がガラス越しにエレベータホールに向いていて、監視カメラはそのエレベータホール側の左上の隅に据えられていた。席に戻った裕美は、自分の席のすぐ左隣、監視カメラから死角のない位置に立って、震える手でスカートをたくし上げ始めた。

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