粗相4

妄想小説

恥辱秘書






第十三章 新たなる調教の罠


 四

 闖入者は美紀だった。秘書室の隣の会議室に潜んで、裕美が役員トイレからバケツを持って入るのを見届け、頃合いを見計らってから執務室に忍び込んだのだ。犬用の首輪を大きくしたようなSMの拘束具とそれにつける長い鎖を芳賀から渡されていた。それを首尾よく裕美の首に嵌めると、長谷部の執務机によじ登って頭上のシャンデリアを吊っているフックに通す。割と背の高いほうの美紀が背伸びをすれば、簡単に天井まで手が届いた。そして、ゆっくり裕美の首を上に曳くのだ。苦しさにたまらなくなって、もがく裕美をうまく操って、裕美を机の上に上がらせてから、緩めて机の上にしゃがませたのだ。

 それから、用意していた水がたっぷり入ったピッチャを裕美の顔面に持って行き、髪を掴んで裕美の唇にピッチャの端を押し付けた。
 目隠しで視界を奪われた裕美にも、髪を掴まれた手で促されて、口に当てられたものを呑めと命令されていることはすぐに判った。
 押し当てられたピッチャの水をこぼさないようにするには、喉をごぼごぼ言わせて、続けざまに呑み続けるしかなかった。たっぷり2リットルはあるピッチャーの水を全部飲み干させられて、漸く裕美は髪を掴んだ手を放された。が、天井から繋がれた首輪の鎖が机の上からは逃れなれなくさせている。
 次に、美紀は、持ってきたロープの一旦を裕美の足首に括りつける。両足首にそれぞれ一本ずつのロープを結わえ付けると、机の頑丈な足に潜らせ、ロープを引いて裕美の足を少しずつ開かせる。裕美は身を屈めてしゃがんでいたのだが、足首が引かれてひっくり返りそうになるので、腰を浮かせて立ち上がらねばならない。とうとう裕美は足の間を1mほどまで開かされたところでロープを固定されてしまい、そのまま閉じることもできなくなってしまう。脚を広げているために短めに直させられた制服のタイトスカートは、裾の位置がかなり高くずり上がってしまっている。倒れないようにバランスを取るのに、中腰の変な格好を強いられている。
 その開かれた脚の間に美紀はバケツを置く。わざと音を立てて、裕美にもそれがそこに置かれたことを判らせる。更に、美紀きは裕美の後ろに回りこむと、長谷部の机備え付けのチェアに昇って裕美のスカートの中に手を突っ込み、お尻の後ろから手を引っ掛けて、裕美のストッキングとパンティを一緒に一気に膝まで引き下げてしまう。
 「ああっ、何をするの・・・。」
 思わず声を上げた裕美だったが、股間はすでに剥き出しにされてしまっていた。思わずしゃがみこもうとする裕美の裸の内腿に、冷たいバケツの縁が触れる。
 「何、何なの、これは。何をさせようというの・・・。」
 (あなたに、そこでおしっこを洩らさせるのよ・・・)そう言いたい美紀だったが、声を出すことは出来ない。準備だけは出来たので、裕美の尿意が募ってくるまで、暫く裕美を放っておくことにする。再びシャンデリアのフックに通した鎖を曳いて、裕美を立ち上がらせ、鎖を固定する。裕美は脚を開いて股下にバケツを置いた格好で長谷部の机の上に立たされて身動きできなくされてしまった。

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