妄想小説

銀行強盗




 三 プランB

 リーダー格の男が(プランBに変更する)と仲間たちに宣言してからは、男達の性急な動きがなくなり、反対に慎重に行動するようになってきているのを良子は感じ取っていた。
 「プランBの準備が出来るまで、この女警官をいたぶるのはおあずけだ。おい、お前。こいつの前で銃を突き付けて変な動きをしないかよく見張っておけよ。俺は今から放送局に連絡する。ええっと、どいつにするかな。そうだ。お前。ちょっと来い。」
 リーダーは良子におとなしく言う事を聞かせる為に囮にしていた若い女子行員の腕を取って奥へ引っ張っていく。
 リーダーの代わりに別の男が良子が座らされている長椅子の前に小銃を構えて座り込む。人質にされている他の行員たちや客の方からは横向きになっているで見えていない筈だが、小銃を構えた男からは大きく開いた脚の付け根がスカートの裾の奥に丸見えの筈だった。下着は奪われたままなので、性器を剥き出しにして男に晒している。その股間の中心を男は舌舐めずりでもするようにじっと見つめ続けている。

 部屋の隅に連れていかれた囮の女子行員がリーダーと呼ばれる男から携帯と紙切れを渡されていた。
 「今、俺が電話を掛けるからここに書いてある通りに読むんだ。わかったな。」
 「は、はい。わかりました・・・。」

強盗通報電話

 「もしもし、こちら四葉銀行上窪駅前支店です。今、銀行が銃を持った男達に占拠されていて私達は人質になっています。警察には報せないでヘリを準備してください。」
 囮になった女の子は恐怖に怯えながら早口で指示された文言を読み伝えた。

 (警察には伝えないで放送局に報せてヘリを用意させる・・・?どういう事だろうか。)
 遠くだったが、微かに聞こえてきた女の子が電話する声に、男たちが何をしようとしているのか懸命に考えてみる良子だったが、プランBと呼ばれる作戦がどんなものなのかまだ全く見当がつかないでいた。

 電話を終えるとリーダーが囮になった女の子を連れて戻ってきた。
 「準備が完了するまでにまだ少し時間が掛かるだろうから、その間はお愉しみタイムとしようじゃないか。ええ、女警官さん。良子・・・っていったかな。お待たせしました。」
 「どういうつもり。銀行強盗なんかして、逃げおおせるとでも思っているの。」
 「さあ、どうだろうな。まだ手の内を明かす訳にはいかないんでね。それまではお前を使って皆を愉しませてやろう。おい、誰か奥の金庫へ行って支店長を連れてこい。」
 リーダーの合図で一人の男が奥で紙幣強奪の準備をしている場所にいる支店長を連れだしに行く。暫くして両手を後頭部に付けるようにして背中を銃で脅された支店長が男に小突かれながら戻ってきた。
 「今度は私にどうしろって言うんだ?」
 怯えながら支店長が両手を挙げたまま、男達に訊ねる。
 「人の上に立つ責任者として模範となる行動を部下たちに見せて貰おうと思ってね。あんたにも演技に加わってもらうんだよ。さて、おい。女警官、良子。立ってこっちへ来な。」
 フロアの中では唯一、良子だけが縛られている。脚を開いて座らされていた待合のベンチからやっと立上ることを許されると、リーダーと支店長が居る前に歩いていく。囮の女子行員は別の男から胸元にナイフを突きつけられているので良子も迂闊な動きは出来なかった。
 「おい、誰か。この支店長のネクタイを解いて両手首を後ろで縛るんだ。女だけが縛られているんじゃ不公平だからな。これからいい思いをするんだからそれ位は我慢して貰おうか。」
 そうリーダーが言うと傍らに控えていた男が支店長に掴みかかり無理やりネクタイを解く。
 「き、君っ。何をするんだ。」
 「黙ってされるとおりにしてろ。上に立つものなんだから、ちゃんと威厳を見せてみろや。そしたら、女。ここに支店長に背を向けて膝まづくんだ。」
 良子は仕方なく言われた通り支店長の前にきて、くるりと踵を返し膝を床につける。
 「支店長のペニスを出してやれ。縛られていたって、手探りでそのくらい出来るだろう。ほら、支店長。女に股間を近づけろ。」
 「な、なんてことをするんだ、お前たち。」
 「ふふふ。本当は嬉しいくせに。こんな美人警官さんにチンポを触って貰えるんだぜ。おい、女。支店長のズボンのチャックをおろして手を入れろ。ペニスを探りあてて引っ張りだすんだ。」
 「おい、止めてくれっ。そんな事・・・。」
 しかし支店長も自分がこれからされることに期待があるらしく、おとなしく良子の縛られている後ろ手に自分の股間を押し当てるのだった。
 良子には後ろを見ることが出来ないが、縛られたままの不自由な手でズボンのチャックを探り当て、下に引き下ろす。そして指をその中に突っ込むとブリーフらしき感触の向こうに次第に硬さを帯び始めているペニスを感じる。ブリーフの挿し口がなかなか見いだせなかったが、やっとその窓口を探り当てると、両手の親指と人差し指を使ってまだ充分に硬くなりきっていないそのモノを引っ張りだした。
 「ようし、上手に出来たようだな。皆、よく見ておけよ。責任ある立場の人間のあそこがどんなになるか。特に女子行員達はよく見ておくんだぞ。滅多に拝めるものじゃないからな。」
 良子の指で触られて刺激されていた時は怒張しかけていたものが、今度は女子行員たちに見られている恥ずかしさからどんどん萎えていくのが支店長自身にもよく分かる。しかし最早剥き出しにされたペニスを自分ではズボンの中に収めることは出来ないのだった。
 「さて、支店長。今度はお前がこのロビーチェアの上に乗る番だ。そこに仰向けになって寝るんだ。」
 銃で小突かれながら仕方なしにさっきまで良子が跨がされていたロビーチェアに仰向けで横たわる。ズボンの社会の窓からは、勢いを失った陰茎がだらりと垂れている。
 「じゃあ支店長のほうは準備が出来たようだから、今度はお前、女警官の番だ。こっちの足のほうからさっきみたいにロビーチェアを支店長ごと跨ぐんだ。」
 「こんな事して何になるっていうの。」
 そう抗議した良子だったが、言う通りにせざるを得ないのだった。脚を大きくがに股に開くとロビーチェアの上を支店長ごと跨いで少しずつ前に進む。良子が支店長の股間の上辺りまで来ると大きく広げられたスカートの裾が支店長のペニスを擦るようになる。その感触に感じたのか、ペニスが再び膨らんでくる。女子行員たちはその光景を見ないように目を伏せている者もいるが、じっと注視して目が離せなくなっている者も少なくなかった。
 「さ、もっと前に進むんだ。支店長の顔の上までな。」
 男の意図は明らかだった。下着を付けていない股間を支店長に晒せというのだった。良子は唇を噛んでこの辱めを堪える。

超ミニ跨ぎ2

 「さ、もう一歩。前で出るんだ。そうだ。そこで止まれ。」
 支店長の顔の真上を良子は跨ぐ格好で止まらされた。支店長の目に見えているものがそのぎらついた表情から見てとれた。
 「さて、支店長。何が見えるか言って貰おうか。」
 「な、何って・・・。こ、この人のスカートの中に決まってるじゃないか。」
 「そのスカートの中に何が見えるかって訊いてんだよ。ちゃんと答えろっ。」
 「お、お・・・、おXXXです。」
 女性性器を指し示すその言葉が支店長の口から飛び出たことで若い女子行員たちからひゃーっという悲鳴があがった。
 「どんなおXXXなんだ。言って見ろ。」
 「そ、そのお・・・。黒い毛の下に、割目がぱっくり開いてピンク色の肉肌が見えています。」
 「ほうっ、割目が開いているのか。濡れているのか?」
 「ぬ、濡れて…濡れているみたい・・・です。」
 「おい、女警官。お前のあそこ、濡れているとさ。そうなのか?」
 「し、知りません。」
 良子は恥ずかしさに堪えるのがやっとだった。
 「おい、支店長。欲しいか。そのぬるぬるしたものを舌で触ってみたいんじゃないのか。」
 「ま、まさか・・・。そんな事、させるつもりじゃ・・・。」
 支店長は舌で触ってという言葉に敏感に反応した。既にはっきりとペニスは勃起して屹立していた。
 「ほ、欲しいですぅ。な、嘗めたいです。」
 「おい、聞こえただろ。支店長がなめてみたいとさ。願いを叶えてやれよ。」
 「い、いやです。」
 「支店長? いやだとさ。嘗めてみたきゃ、お前からお願いしろよ。」
 「頼む。後生だから。生殺しみたいな事しないでくれっ。どうせ、こいつらの言う事きくしかないんだから。」
 「いやよっ。そんな事っ。」
 「じゃあ、アイツを少し懲らしめてやるか。おい、その女を少しナイフで突いてやれっ。」
 「きゃっ、やめてっ。」
 ナイフで脅されていた囮の女が悲鳴を挙げる。
 「ひ、卑怯ね。わかったわ。言う通りにするから、ナイフは収めて。」
 良子は抵抗する術を喪って観念したのだった。ゆっくり膝を曲げて腰を落としていく。陰唇が支店長の顔に触れる前に、待ちきれなかった支店長が舌を伸ばしてきた。
 ピチャッ。
 その場に居た誰の耳にもその卑猥な音は聞こえた。
 やがてその音は、ピチャッ、ピチャッからジュルジュルッという支店長の口が良子の陰唇を啜る音に変わっていった。
 「い、いやっ・・・。こんな事っ。お願い、もう赦してぇ。」
 良子が挙げる悲鳴に、支店長は余計に刺激されたようだった。
 「あ、あああ、いい、ああ、いくっ・・・。イクぅううっ。」
 支店長の股間でびんびんに立ったペニスが空中にスペルマを放った。その瞬間を女子行員達は誰も見逃さなかった。
 支店長が果てたらしいことを気配で悟った良子は膝を立てて股間を支店長の顔から離す。
 「もう、充分でしょ。こんな事っ。」
 「いや。まだまだ。時間はたっぷりあるんだ。今度は向きを変えて支店長に覆い被さるんだ。そう、シックスナインってやつだ。支店長の発射したばかりの萎えたチンポを咥えてもう一度勃起させるんだ。そのご褒美として支店長からはお前の濡れそぼった陰唇をもう一度舐めとって貰えるぞ。」
 「そんな事・・・。もう、赦してっ。」
 「おい、この女が向きを変えるのを手伝ってやれ。」
 男達が二人がかりで嫌がる良子を縛った縄を取って無理やり向きを変えさせ、支店長の股間に良子の顔を押し付けペニスを咥えさせる。更には良子のスカートを捲り上げて尻を丸出しにさせ、支店長の顔に陰唇が押し当てられるように良子の両脚を両側から押さえつけてしまう。
 「さ、支店長が何度いけるか、試してみようじゃないか。」
 良子は口の中で一旦は勢いを喪ったペニスが再び鎌首を擡げてくるのを感じ取っていた。

良子

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