性教育への罠 ~騙された千里先生
一
「ねえ、軽く縛るだけって言ってたのに。こんな風に吊るすなんて・・・。もう解いてっ。縄がどんどん食い込んでくるの。おかしくなりそうよ。」
「満更でもないんじゃないか? その指の格好・・・。して欲しいって合図だろ?」
「え、何のこと・・・。ああ、こんなにきつく締め付けられて手が自由に動かせないの。わたし、何か変な格好しているの?」
「自分では分かっていないのか。無意識にでも淫らな気持ちになっているようだな。」
「ねえ、縄を少し緩めて。締め付けがきつ過ぎて手が痺れて動かせないの。」
「そのまんまの格好でいるんだな。生徒たちにも合図になるからな。」
「え、生徒たち? どういう意味・・・?」
「今すぐわかるさ。じゃあな。」
「え? まさか・・・。まさか、このまま私を置いていくつもりじゃないわよね。こんな格好で放置されたら・・・。ね、お願い。いかないで。わたしをこのままにしないでっ・・・。」
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