エッセイ
ブスだからミニ、美人なのにミニ
二
この時代、ミニスカートはスポーツ界にもどんどん進出していく。日本でその最先端を行っていたのが、女子プロボウラーだろう。代表格に須田開代子、中山律子、並木恵美子の三人トリオがいる。基本オバサンタイプの女性アスリートだが、皆競ってミニスカートを穿いてプレイしていた。しかしいずれも美人というカテゴリーには入れにくい。女性として一番人気を博していた中山律子にあってもそうだ。ブスというのは申し訳ないけれど絶世の美女というのには程遠い。これら女子プロボウラーが脚を伸ばしてミニスカートから太腿を付け根近くまで露わにしてプレイする様ははらはら、ドキドキはするものの、顔を見てしまうと何故か褪めてしまうのだ。
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