公園立木縛り

良子
 - 警察手帳を奪われた女巡査





第二章 開始された女巡査への調教



 四

 突然、激しい衝撃とともに目の前の浮浪者の身体が吹っ飛んだ。
 「やめろっ。」
 意識が朦朧とする中で、薄く開いた良子の視野に浮浪者が投げ飛ばされ、こそこそ逃げていくのが見えた。
 良子が大きく目を開くと、さっきのアベックの男のほうが立っていた。良子を助けに駆け付けて来たようだった。
 「どうも怪しいんで明美に、僕のさっきの連れなんだが、君のことを聞き出したんだ。それで、こっちに戻って来ようとしたら、君の悲鳴が聞こえたものだから。」
 「助けて下さって、あ、ありがとうございました。あ、あの・・・。」
 「手錠を掛けられているんだね。酷いことをするもんだ。」
 男は良子の背中の両手首に穿められた手錠を調べた。
 「これじゃ、鍵が無ければどうしようもないなあ。」
 「あ、あの・・・、か、鍵はあるんです。」
 さすがに良子は言い淀んだ。恥ずかしかったが、男に自分に仕掛けられた辱めを暴露するしか無かった。
 「鍵は、わたしのスカートの下にガムテープで貼り付けてあるんです。」
 良子は恥ずかしさに男の視線を避けて下を向いてやっと言った。
 「何だって。」
 男は怪訝な顔をして良子の顔を見つめ、それから遠慮がちに良子のミニスカートをおもむろに眺めた。
 「い、いいかい。」
 仕方無かった。良子は無言で頷いた。
 男はおそるおそる良子のミニスカートをめくりあげた。男の喉がゴクッとなるのが良子にも感じられた。
 男は良子の股間に貼り付けられたガムテープを確認すると、良子の下半身を前にしてしゃがみこんだ。
 「剥がすよ。」
 「え、ええ。いいわ。」
 良子は男がガムテープを剥がし易いように大きく股を広げなければならなかった。それはあの男たちが仕掛けた大きな屈辱であった。
 「い、痛い。・・・。もっと、そっとして。」
 ガムテープは恥毛にぴったり貼り付いているので、さっと剥がす訳にはいかなかった。それはしかし、良子にとっては男にゆっくりと自分の恥部を覗かれることを意味した。
 「恥ずかしいわ。」
 男は無言でゆっくり良子の股間のガムテープを剥がしていた。恥毛をテープから剥がす為に男の指が良子の性器のあちこちを掴んでいく。その指は、うしろの菊門にも触れた。その行為は、良子にとって、自分の恥部を思いのまま凌辱されているのに等しかった。
 やっとのことで、小さな鍵のついたテープが剥がされた。男がテープから鍵を外そうとしているとき、その部分が良子の白く濁った性液にまみれているのを良子は見てとって、顔から火を吹くほど恥ずかしい思いをした。
 良子が恥ずかしさに顔を下に向けた時、良子は男の下半身の異変に気付いた。ズボンの股間が大きく膨らんでいる。明らかに男は勃起していた。
 良子の視線と男の視線が合ってしまった。
 「もう、我慢できないんだ。・・・。手錠を外す前にさせてくれ。」
 男はそう言うが早いかズボンのチャックを下ろし、逞しい男根を取り出していた。
 (手錠を先に外して。)そう言いたかったが、良子は言葉を呑み込んだ。良子は手錠を外して貰うまでは何も逆らえないことを重々承知していた。
 スカートがまくりあげられ、良子の片脚が男の手で高々と持ち上げられると、その太いものが挿しこまれた。それはすっかり濡れそぼっていた。剥き出しの乳房が鷲掴みにされ唇を激しく奪われた。
 もはや良子にとってはどうでも良かった。ただ、身体だけが精神とは別に反応しているだけだった。
 男は割りにあっけなく果ててしまった。
 白く濁ったものにまみれてだらりと垂れた肉棒に向けて、男は良子の顔を導いた。
 「く、くわえて、しゃぶって呉れないか。」 
 男の要求は頼んでいるようでいて、いまの良子の状況では強要であった。
 良子は(嫌です)ということは許されていないことが分かっていた。
 良子は無言で、そのおぞましい自分の体液と男の性液が混じりあって激しい匂いを放つ男のものを嘗めつづけた。
 良子の両手の手錠が外されたのは、2回目の放出が良子の口の中に吐き出された後だった。


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