良子
- 警察手帳を奪われた女巡査
第一章 奪われた警察手帳
四
「窓の前に立つんだ。」
目の前のラジカセからの声が良子に命令する。時折入るシャーッというノイズが何処からかFMマイクのようなものを使って電波で声を送ってきている様子だった。良子は命じられるまま窓の前に立つ。ベランダ越しに向かいの建築中のマンションが見える。正確には嘗て建築中だったというべきかもしれない。工事が中止されて長いらしく、廃屋同然のビルになっている。どうもその一室から覗かれているらしい。そして良子が丸腰でやって来る事を命じられた今居るビルも同じ様な廃屋同然のビルの一室だった。
「スカートを上にまくりあげろ。」
(やはりそうだった。私をここで辱める気なんだわ。)
「どうした。言うことをきくのか。きかないのか。」
カセットの声が苛立ったように響いてくる。
「待って、言うとおりにするわ。」
そう言うと、良子はそれでなくても太腿をまるだしにしているミニスカートを上に持ち上げた。白いパンティがあらわになる。ストッキングを着けることも許されていない。
「白いパンティか。純情そうなふりをしているじゃないか。ふふふ、次の命令は言わないでも分かるだろう。」
「ま、まさか。」
「ふふふ、そうさ。パンティをおろすのさ。膝まで下ろしてあそこを剥き出しにするんだ。」
「どうしてそんな事をしなくちゃならないの。」
「言うことが聞けないんならいいんだぜ。その代わりあれはもう返してやらないがいいんだな。」
「卑怯だわ。. . . わかったわ。その代わり言うとおりにすれば本当に返してくれるのね。」
良子としては、今は従わざるを得ない。口惜しさに唇を噛みながら言う通りにパンティをずり下げた。良子は逆らうことを諦めた。何としても警察手帳だけは取り戻さなければならない。しかも自力でだ。それまでは男等の言うことにある程度は従う他はなかった。
「そのままスカートを持ち上げて、あそこを丸出しにするんだ。」
良子は目をつぶって命じられたままに従った。建設中のマンションの開かれたベランダの前に外を向いて、パンティを膝まで下ろしスカートをまくりあげて自分の最も恥ずかしい部分をさらけ出したまま立たされている。
「へへっ、いいざまだぜ。どうだ、恥ずかしいか。」
ラジカセからなじるような声が聞こえてくる。
「さてと、もうそれだけ恥ずかしい思いをしたんだから遠慮はいらないだろう。着けているものを全部そこで脱ぐんだ。」
良子は観念した。もうここまでくれば言うなりになってチャンスをつかむしか手は無かった。膝まで下ろしたパンティを一気に下げ、スカートのチャックを外した。
とうとう良子は一糸残らず裸にさせられてしまった。良子の足元には今脱いだばかりの服が散らばっている。
「よし。そしたらその部屋の隅にバッグが置いてあるだろう。そんなかに手錠が入っている。そいつを持って来い。」
良子が振り向いて見ると、確かにバッグが部屋の隅に置いてある。それを取って来て開けてみると確かに手錠が入っている。取り出してみると本物とそっくり同じで、金属的な冷たい感触が伝わってくる。
「服を全部そのバッグに詰めろ。下着も全部だ。」
良子は仕方なくそのバッグに自分の服も下着も詰め込んだ。
「さてと、次はそのバッグを窓から下へ放り投げろ。」
良子は相手の巧妙さにあきれるばかりだった。ここでバッグごと放り投げてしまえば身に着ける物一つなく素っ裸のままで、外に出ることすら出来なくなってしまう。そう気付いてみても命令に逆らうことは出来なかった。良子の身体を被ってくれる筈のものが全て音もなく5階のベランダから階下に落ちていった。良子は裸のままベランダに出て階下を覗いて見る勇気はなかったが、良子の服はバッグごと奪われてしまったに違いないと思った。その部屋には素っ裸に剥かれた良子と冷たく光る手錠だけが残された。
「手錠の扱いかたはなれている筈だ。そいつを自分の手首に掛けろ・・・。いや、前じゃなくて後ろ手にするんだ。掛けたら後ろを向いてちゃんと掛かっているかようく見せるんだぜ。」
良子は手錠の扱いには確かに慣れてはいるが、自分の手首に掛けることになるとは思ってもみなかった。言われたとおりまず右手に手錠をはめ、そのまま背中に回して左手に腕をねじるようにしながら掛けた。
男たちは望遠鏡でしっかり監視しているらしい。掛けたふりをすることは出来そうもなかった。手錠の掛かった両手をベランダのほうに向かって掲げて見せた。
「よし。準備は出来たな。たっぷりかわいがってやるから、そこで待ってろ。」
そう言うと、カチっという音がして無線が切れ、ラジカセからはシャーっというノイズの音だけになった。
良子は部屋じゅうを見回してみた。何もないがらんとした作り掛けの部屋である。裸の上、手錠を掛けられたままで、もはや逃げることも出来ない。男たちが良子に強いるであろうことは想像がつく。しかし只じっとそれを待つしかない。果たして男たちはどこまでしたら良子を許してくれるのだろうか・・・。良子は不安になってきた。
ガチャリという音がして後ろで扉が開き、サングラスを掛けた例の男たちが入ってきた。思わず良子は後退りしがた、うしろはもうベランダである。恥ずかしい部分を隠したいが、両手は背中で繋がれている。男たちの視線が良子のその部分に食い入るように注がれている。男たちは良子を三方から囲うようにじりじりと迫ってくる。
「な、なにが望みなの。私をどうしようというの・・・。」
男たち三人を順に見回すが、男たちは良子の問には答えず、ただ薄ら笑いを浮かべているだけである。
突然、男の手が良子の腕を掴んで引き寄せようとした。良子は反射的に逃れようとしたが、男の腕力の強さに負けた。脚を上げて抵抗しようとしたが、手錠で両手の自由を奪われたうえに相手は男三人である。所詮かなう筈はなく抵抗を諦めざるを得なかった。
「そこにしゃがむんだ。」
良子は男たちの前にひざまずく格好になった。すぐ目の前に男たちの膨らんだ股間がある。良子は恥ずかしさに下を向いて視線をそらした。
その良子の耳に、ベルトを外し、ズボンのチャックを下ろす音が聞こえた。
「目を開けて見るんだ。」
男たちはズボンを脱いでブリーフ一枚になっている。その真ん中がもっこり膨らんでいるのがはっきり分かる。
「おまえの口で奉仕してもらおう。まず、口でこのパンツをおろしておまえの好きなものを出してもらおうかな。」
「い、いやっ・・・ 。」
もう一人の男が良子の後ろにまわり、手錠の掛かった両手を押え付ける。逃れられなくなった良子の口元に男の股間が直に触れた。
ブリーフの端を歯で噛んで言われたとおり引き下げようとするが、男のものは怒張していて窮屈になっておりなかなかうまくいかない。良子の鼻に男の精液の匂いが染みついてくる。やっとのことでブリーフを引き下げると、男の硬くなったものが良子の顔面を直撃した。思わずのけぞろうとするのを後ろで抑えこまれた。
「ううっ、もう我慢できねえや。咥えろっ。」
そう言うや良子の唇に太く熱いペニスが押し当てられた。その瞬間それは良子の顔面で暴発し、白いザーメンをほとばしらせた。
「全部嘗め取れよ。」
逃れようとする良子の髪が掴まれ、無理やり口がこじ開けられて、飛び散った男の精液を全部嘗めさせられた。やっとのことで嘗め尽くして顔を上げたときには既に次の男のものが良子の顔面に待っていた。
良子の唇の端からは男の精液がよだれのように垂れている。両手が背中で手錠を掛けられている為に口を拭うことすら許されていない。その口に次の男の吃立したものが押し当てられた。今度の男のものは更に太く硬かった。良子は涙を流しながら男に仕えさせられた。
突然、良子の尻に手が掛けられ、股間に指が突っ込まれた。そして男のものをくわえさせられたまま尻が持ち上げられ、丁度四つん這いのような格好にさせられた。そして丸出しにさせられた女唇に別の男のものが突き立てられた。
男たちは良子を凌辱しまくった。最後の男が放出しきった男根を抜き取った時には良子は身体じゅうの感覚が麻痺していた。
一糸まとわぬ素っ裸に脱がされ、後ろ手に掛けられた手錠で抵抗するすべもなく、男たち三人に思う存分犯された婦人警官良子は、股間に凌辱の汚濁の痕を残したまま、立ち上がる気力もなく縛られた両手を背中の下に敷いたまま仰向けにのびていた。
両脚は犯された時のまま大きく広げられたままで、もはや恥ずかしい部分を隠すことも無意味なことと良子は諦めていた。
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