里帆潮吹き

女警護官 捕囚




 六

 男が陰唇と菊の座から指を引き抜いた後も、冴子は滴をぽたぽたと垂らし続けていた。悔しさと恥ずかしさで冴子は顔を挙げることも出来なかった。
 (み、惨めだわ・・・。指だけでこんなにされてしまうなんて。)
 「どうだ。敗北を認めるか? 約束どおりお前の手下に助けに来て貰う前に俺の方の子分たちを呼ばせて貰うぜ。何せあいつ等、お前にやりたい放題に煮え湯を呑まされているからな。奴等にも溜飲を下げさせてやらなくちゃな。たっぷりと可愛がって貰うがいい。指だけじゃ、物足りなくて身体が疼いているだろう。あいつらにはちゃんとペニスを挿し込んで貰うがいいさ。おまんこだけじゃなくて口の中にも、尻の穴にもな。」
 男の手でイカサレてしまった敗北の屈辱に顔を伏せて立ち直れない冴子は、本当の凌辱が次に待っていることを知らされるのだった。
 「そうだ。奴等には思い存分にお前を凌辱した後で、お前がされたことの証しになるように、その股間の茂みはつるつるに剃り落としておくように言っておいてやろう。」
 男の非情な言葉に、返すだけの気力も残っていない冴子だった。

里帆股開き

 男が去ってから手下の男達がやってくるまでそんなに余裕は無い筈だった。何とかその前に助けを呼ぶ手段を考えなくてはと思った冴子だったが、男は念入りに冴子が足技で反撃に出る事さえ封じる為に足枷を両足首に嵌めさせて大きく股を広げさせたのだった。おかげで膝の上に絡まっていた下着は千切れる直前にまで広げられ短いスカートも捲れ上がって股間の茂みを露わにさせられてしまい、自分では裾をおろすことも出来なくされてしまう。
 大きく広げた下着の真ん中とその真下の床には、冴子が垂らした体液の痕がくっきりと沁みになって残っていた。
 (こんな格好では大声を出して誰かに助けを呼ぶ訳にもゆかないわ。かと言って、このままじゃ奴等にみすみす凌辱される為に身体を差し出すようなものだわ。)
 しかしどう頭を巡らせてみても、男の手下達がやって来てしまう前に冴子が出来ることは何もないのだった。

 「あれっ。あいつ、この間の女護衛官じゃないか?」
 建物の中から聞き覚えのある声がするのを冴子は耳にして身体を強張らせる。
 「そうだ。おい、用心しろっ。あいつ、相当腕が立つ奴だからな。迂闊に近づくと酷でえ目に遭うからな。」
 「待てよ。何か様子が変だぜ。脚を大きく広げてる腿のところにぶら下がってるのはパンティじゃないか?」
 「え、ほんとだぜ。パンツが丸見えじゃねえかよ。」
 男等の声から状況がよく把握出来ていないのが分かる。しかし冴子の今の苦境を見破られてしまうのは時間の問題だった。
 (まずいわ。近づいて来られたら抵抗出来ないことが気づかれてしまう・・・。)
 「おい、アイツ。パンツ穿いてないみたいだぞ。スカートからパンツ、下ろされちまってるんじゃないか?」
 冴子ははっとなって、思わず身体を低くして身構える。しかしそのことが余計にスカートの奥を覗かせてしまうことに気づかなかった。
 「やっぱ、ノーパンなんだ。両手を後ろに回してるのももしかして縛られてるんじゃないか?」
 「おい、誰か遠回りに近づいてあの女の背中を調べて来いや。」
 最早、冴子には万事休すの状況になってしまったのだった。

辱めに怯え

 完

saeko

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