ムーン鎖拘束

妄想小説


罠に堕ちるムーン



 一

 「こ、これは・・・。罠だったのね。」
 「ふふふ。ムーンよ。今頃気づいたか。愚か者め。」
 「これを外しなさい。」
 「パワーを喪ったセーラー戦士は鎖に繋がれてはもう手も足も出ないってわけだ。」
 「くっ、卑怯よ。」
 「何とでも言うがよい。ダークチョーカーを首に嵌められたお前には最早ムーンパワーを使える能力は喪われているのだ。そんな力の無いお前をこうして思い知らせてやるっ。ほれっ。」
 ダークカインの人間界での直属の手下である暴力団稲妻組団長の源蔵が両手の自由を奪われているセーラームーンのスカートに手を掛けて捲り上げる。
 「きゃっ、何・・・するのっ。」
ムーンスカート捲り

 「ふふっ。どうした? 恥ずかしいか、ムーン。」
 「やめてっ。スカートから手を放してっ。」
 セーラームーンは源蔵の辱めに怒りを露わにしながらも何とか抗しようとするのだが、両手首に嵌められた鋼鉄製の手枷のせいで、どうすることも出来ない。腰をよじって逃れようとすればするほど、余計にスカートが捲れ上ってしまうだけなのだった。
 「どうした。いやか、パンツ丸見えは?」
 「当り前じゃないの。何、考えてるの。」
 「力を喪った今のお前には相応しい格好だと思うがな。スカートを捲られるのが嫌ならいっそ、こうしてやるか。」
 源蔵がムーンのスコートを力いっぱい横に引っ張る。

セーラームーン

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