目覚め

教授の奸計




 二

 目を醒ました美沙子は目の前に縛り上げられ椅子に括り付けられた自分の姿を見て驚いた。それは美沙子の前面の壁一面に張られた大きな鏡に映った姿であった。鏡を通して美沙子は自分の状況に気付いた。立ち上がろうとして両手を背中の後ろで縛られているのに気付いた。短いスカートはずり上がって美沙子の太腿をあらわにしている。その太腿の奥に白い下着が覗いてしまっている。そこへ後ろから教授が現れた。
 「パンティが丸見えだよ、君。」
 恥ずかしさにとっさに両脚を閉じるが、スカートは大きくはだけている。
 「どうしてこんなことをするんですか。解いてください。」
 「そうはいかない。これからたっぷり楽しませてもらうんだからな。」
 「どうするんですか。」
 「フフフ、辱めを与えるんだよ、お嬢さん。たっぷりとね。」
 「い、いやっ。」
 教授の手にはビデオカメラのリモートスイッチが握られている。そのスイッチがカチリと音を立てると三台のカメラがまわり始めた。
 美沙子は事態に気付いて慌てた。
 「ま、まさか。嫌です。撮らないで。」
 美沙子は逃げようともがくが、両手のロープがしっかり食い込んで自由が効かない。その美沙子の膨らんだ胸に向かって教授の両手がいやらしく伸びていく。
 教授の両手が美沙子の豊満な乳房をむんずとつかむと、思いきり揉みしだく。美沙子の白いブラウスの中でフロントホックのブラジャーがプチッと音を立てて外れた。
 ブラウスの釦が次々と外されていく。教授の手が美沙子の襟元に掛けられ、一気にブラウスを引き裂いた。豊満な乳房が大きく揺れる。
 次ぎに教授の手が美沙子の腰に掛けられた。両脚を大きく開かせるとパンティの上から恥丘の盛り上がったところを二本の指がなぞっていく。
 「ああっ、や、やめて・・・。」
 さっきは真っ白だった下着の真ん中がうっすらと湿ってきていて僅かに匂うようである。美沙子は身体をのけぞらせて逃げようとするが、両手に食い込んだ縄がしっかり捕らえて離さない。
 教授の指の動きに合わせて、美沙子の下穿きの下からピチャ、ピチャ音が洩れるようになってきた。
 「どうだ、この下はもうすっかりぬるぬるになってきたようだな。どれだけ汚したか見せてみろ。」
 そう言うと美沙子のパンティを下ろし始めた。美沙子は脚をばたつかせて抵抗しようとするが、教授の太い腕が美沙子の両脚をまとめて抱え、もう一方の手でお尻のほうから抜き取るようにパンティを下ろしていく。
 白い美沙子の下腹に黒々とした恥毛が顕わになる。パンティは腿の途中の留まったままにされている。それを教授の指が無理矢理押し開く。濡れて染みのついた内側の布があらわにされた。美沙子は恥ずかしさに目を閉じた。
 パンティが抜き取られるのが分かる。そして二本の指が内側をなぞって上のほうに次第にせりあがってくる。そしてその二本の指はいきなり美沙子の恥部に突き立てられた。
 「あうっ、痛い。」
 処女の入り口には二本の指はきつかった。しかし教授の指は情け容赦なく美沙子を責め立てる。男のモノを受け容れたことはないのに、自分でも不思議なくらいあそこが濡れてくる。

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