妄想小説
超力戦隊 オーレンジャー 樹里の危機
超力戦隊 オーレンジャーとは(裏解説)
オーレンジャーはゴレンジャーを最初とする戦隊ヒーローシリーズの一つで1995年から1996年に掛けてテレ朝系で放映された。
歴代戦隊ヒーロー物の中で特徴的なのは、変身出来るのは他の戦隊ヒーローと変らないが、変身前の生身の人間の姿で敵と戦うシーンが多い事。特に女性二人は制服がミニスカートの為、その下に穿いた黒のアンスコを惜しげもなく晒しながら戦うシーンが本来のターゲット視聴者である子供達ではなく、その父親たちに向けたものとなっていた。
またミニスカートで戦うシーンだけでなく、水着姿になったり、水着を剥ぎ取られてほぼ全裸の状態で戦ったり、浴衣姿で縛られたりと、子供向けにはちょっとどうかなと思うような男性性欲をくすぐるシーンがふんだんに盛り込まれていて、密かな人気を得ていたと思われる。表面上の子供向けヒーロー番組の陰で、成人男性の性欲をくすぐることをさり気なくではあるが間違いなく意図していた最初の番組であったと思われる。
オーイエロー役を演じた麻生あゆみ(後に穂高あゆみ)は、ほぼこの作品しか残っていない一発屋とも言える。
オーピンク役を演じたさとう珠緒は、この作品が実質的にデビュー作。この作品で認められ、後に初代ミニスカポリスなどで活躍した。
こちらはつい最近秋葉原のフィギュアショップで見つけたものだ。これがひと目でオーレンジャーの一員、オーピンクであると分かる人はそうは居ないと思う。にもかかわらずこんなフィギュアが売られている所をみると、オーレンジャーの隠れオタクファンは意外に多いのかもしれない。作られたのは明らかに放映時リアルタイムではなく、フィギュアがガチャポンから独立して売られるようになる2005年より以降の事と思われる。また、フィギュアが変身前の姿であるのは、明らかに子供用のグッズではなく、大人のマニア向けの作品だと思われる。
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