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管理人の今月のお薦め
山手線の女子高生
宮部みゆきの「模倣犯」を読んでいた頃、思いついたエッセイです。
それから思いついたのは、女の子の白い太腿は男にエネルギーを惹き起こすものだということだ。邪まな思いにせよ、白馬の騎士のように守ってやろうと思う正義感であろうとも。しかし、様々なエネルギーの中でも、陵辱という方向に走るエネルギーがもっとも激しいものになるのではないかという気がしてきた。散らつかされた太腿によって、純愛が鼓舞されるとは思えない。性急な欲情が惹き起こされるほうが自然だ。女の子は理解していないかもしれないが、潜在下では本能的に知っている筈だ。それでも女の子はそういう格好をしたがるのだ。危ない危険を誘っているのに、そうしたくてたまらないのだろう。そしてそれはおそらく、彼女の今この時期しか、そうすることで男の目を惹くことが出来ないと本能的に悟っているからなのだろう。
整った顔立ちででも、知性的な内的感情ででも男の気を惹くことは叶わず、もう何年か経ってしまったら同じ格好をしても醜くしかみえない今だけが旬の熟れ始めようとしている若い生身の身体を使ってでしか男の視線を惹きつけることが出来ないことを。だから、たとえそれが危険を招き寄せるものであっても、その性的魅力を振りまかずにはいられないのだろう。
感想などは こちらまで。