「じゃあ、膝をもう少し立てて貰えますか。」 「えっ、こ、こうですか・・・。」 「あ、そうそう。足首をもう少し手前に引いて・・・。ああ、いいですね。」 真弓は裾からスカートの奥が覗いてしまわないか、気が気ではない。スカートはかなり長めのドレープのあるものだから、そう簡単には中が覗いてしまうとは思えない。しかし、これ以上膝を立てさせられたら、どうか判らないと不安になる。
ページのトップへ戻る