妄想画像
便器手錠繋ぎ
三度目の放尿を終えた時には1時間近くが経過していた筈だった。その頃には、京子は尿意だけではなく、妙に睡魔が襲ってきていることに気づいていた。ここで寝てしまっては肝心の男の姿を目にするというチャンスを逸してしまう惧れがあった。起きていなくてはと思うのだが、ときどきふらっと睡魔に襲われて寝込んでしまいそうになるのだった。京子はその時に男がペットボトルの水に混ぜ込んでいたのが利尿剤だけではなく、睡眠薬も含まれていたことに気づいていなかった。
(ああ、駄目っ。起きていなくては。でも眠い。どうしてこんなに眠いのだろう。)
何度もガクッと首を落としながらも睡魔と闘っていた京子だったが、遂に右手を便器の水道管に繋がれたまま便器に身を持たせかけるようにして寝入ってしまったのだった。
「覗き妻が受ける罰」より
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